「幼児教育」軽視の日本、将来が危ない!?【ギフト教育ラボ】取材レポート前編

0歳から幼児教育を行う幼児教室の運営や、幼児教育に関する資格認定を行っているギフト教育ラボ。3歳までに約80%が完成すると言われる人間の脳。3歳までのその大切な時期に、無限の可能性を秘めた子どもの才能・個性をどう引き出すか。ギフト教育ラボでは、科学的な根拠をもとに、その方法をママや保育現場で働く方に伝授しています。
今回は、そんなギフト教育ラボに取材におうかがいし、幼児教育の大切さ・可能性・ギフト教育ラボが目指す幼児教育の形などについて、深く熱くお話を聞いてきました!今回は取材レポート第1弾「幼児教育とは?」前編をお送りします。

ギフト教育ラボは、こんな雰囲気の教室です!

今回うかがったのは、窓からのオーシャンビューが美しいお台場校。お台場校は「ゆりかもめ」テレコムセンター駅から徒歩5分の好立地にある綺麗なビルの10階にあります。
▼こちらは休憩スペースです。カフェも顔負けのオシャレさ&居心地良さ!勉強の合間に、仲間や講師の方々と話が弾みそう。
ギフト教育ラボお台場校 休憩スペース1
▼コーヒーブレイクもできちゃいます。
ギフト教育ラボお台場校 休憩スペース2

そもそも「幼児教育」って?

満1才から小学校に上がるまでの子ども=「幼児」。この時期に行う教育が「幼児教育」です。幼児期の心と体の成長は目覚ましく、この大切な時期に、子どもの才能・可能性を伸ばすための教育を行うのが幼児教育。文部科学省も「幼児期における教育の重要性」を掲げており、国も重視しているように見えますが実態は…。詳細は本記事で!

今回お話をうかがったのは…

今回お話を聞かせていただいたのは、ギフト教育ラボ代表の寺岡様と、現場で幼児教育を教えている講師の元吉先生

▼代表の寺岡様
ギフト教育ラボ代表 寺岡様
▼講師の元吉先生
ギフト教育ラボ講師 元吉先生

お忙しい中、笑顔で温かく迎えてくださいました。本日はよろしくお願い致します!

Q1.幼児教育はなぜ必要で、どんな意義があるのですか?

インタビュアー:
さっそくですが、ズバリ「幼児教育」はなぜ必要なのでしょうか?

A.人間の「土台づくり」という意義が大きいです。

寺岡様:
人間は、0~3歳の間に土台ができてしまい、8割が決まってしまいます。この時期にどんな土台を作れるかが本当に大切なんです。考え方、頭の使い方、コミュニケーションの取り方、運動神経に至るまで、全ての土台づくりが幼児教育に詰まっています。

インタビュアー:
御社のHPに、幼児期の正しい教育によって、例えば「キレにくい」など人格形成に影響を与えるとありましたが…

元吉先生:
その通りです!その理由である「脳が3歳までに8割決まる」ということは、科学的に立証されているんです。人間の発育を表した「ジャクソン・スキャモンの発育曲線」というものがあります。

▼ジャクソン・スキャモンの発育曲線
ギフト教育ラボ ジャクソン・スキャモンの発育曲線

横軸が年齢、縦軸が発育状況のパーセンテージです。緑色の線を見てください。緑色の線は20歳で100%をむかえますが、人間のどこの部位の成長を表しているでしょう?

インタビュアー:
身長・体重でしょうか?

元吉先生:
正解です。では脳はというと、青色の線です。脳の発育に関しては、3歳で80%、6歳で90%、12歳で100%をむかえるという事実が明らかになっているんです。ところが、現在の公教育のカリキュラムはどうなっていますか?小・中学校に入学する年齢は…

インタビュアー:
小学校が6歳で入学、中学校は12歳で入学ですね。

元吉先生:
つまり公教育のカリキュラムは、緑の「身長・体重」の発育に合わせて組まれているんです。なぜなら、昔「脳は、身長・体重と同じように成長する」と思われていた時代に、組まれてしまったから。でも、脳の90%が完成する6歳までの間こそ、本当は「学習」しなくてはいけないよね、という点が幼児教育の考え方であり、幼児教育の必要性です。
よく幼児教育というと「教育=勉強?」というイメージを持たれます。でも、脳の中に【心】がありますよね。喜びや悲しみ、相手を思う気持ちも脳がつかさどっている。勉強も大事ですが、思いやりや優しさ、そして運動もつかさどる脳の土台を90%育てる幼児教育は、絶対的に必要な教育だと思っています。

Q2.そんなに大切な幼児教育。日本の公教育での現状は?

インタビュアー:
なぜこれほど大切な幼児教育が、公教育では重視されていないのでしょうか?

ギフト教育ラボ 寺岡様&元吉先生

日本の教育を変えないと。国や行政だけを頼っていられない。

寺岡様:
すでに一部で日本の教育の遅れを指摘する声があります。幼児教育のあり方を見直したり、0歳からの教育を義務化したり、という動きが進む海外からどんどん遅れをとっているんです。私たちギフト教育ラボの監修者である脳科学者・心理学者もまさにここに危機感を持っていて、日本の教育を変えないと、と思っています。でも、今教育に注力しても成果が分かるのは20年後。高齢者福祉などを優先せざるをえなくて、近々には教育にお金を回せない、という政治的な面はありますね。
そうした事情で、保育園増設なども含めて、国や行政に頼ってばかりいても状況変化は厳しいと思っているので、私たち民間企業も積極的に事態を動かしていきたいと考えています。

インタビュアー:
私たち親世代が、わが子が保育園や幼稚園を卒業すると「喉元過ぎれば熱さを忘れる」状態で、日本の教育問題を軽視しがち、ということもありますよね。

寺岡様:
3歳までは本当に一瞬ですからね。自分が当事者の間は「保育園に入れない!」と困っていたはずなのに、1年後は「そんなこともあったね」なんて。だから国が対策に躍起にならない面もあります。ただ、やっぱりそこは変えていかないと。
子どもの将来や国の将来を考えれば、政治家は普通動くはずなんですが。日本の場合は、よほど海外から遅れを強く指摘されたり、海外の実績が明らかになったりしないと厳しいのかもしれません。

インタビュアー:
根深い問題なのですね。

Q3.幼児教育の観点から、家庭での子育てはどんな点に気を付けた方が良いのですか?

インタビュアー:
家庭での子どもとの関わり方で注意することはありますか?オムツを変えたりご飯を食べさせたり、日常的な子育てに精一杯で、「教育」まで気が回らない家庭も多いと思うのですが…

「子育て」の中に「教育」もある。「子育て」を学べる場を提供したいですね。

寺岡様:
難しいところです。「子育て」と「教育」を別物と考える方が多いですが、「子育て」の中にも「教育」の要素は豊富にあるはずです。実際、3ヶ月や6ヶ月の子と接する時に、何か必死に教えるわけではなくて、触れ合いや声掛けを行いますよね。それがすでに「教育」の一環なんです。
当社は0歳~3歳が対象で、土台作りの部分。教育でもあるけれど、子育てを学ぶ場も提供していきたいんです。親世代が子育てを教わる場所ってないじゃないですか。教科書もなければ、核家族化で自分の親にも頼れない。多くがお母さんが自力で調べて一人奮闘している状態。子どもの将来のためにも、お母さんを助けられる、子育てを学べる場でありたいんです。

インタビュアー:
現状、子育てを学べる場は、日本では非常に少ないと?

元吉先生:
皆無ですね。出産後5日目まではプロが近くにいて頼れるけれど、その後は…。身近に頼れる人がいなくて、一人で育てなくてはいけない人がたくさんいます。子育てを学ぶ体験ができないから、どうしたら良いかわからなくて、子どもが思い通りに育たなければ自分を責めてしまう。
今「産後うつ」もとても増えていて、そうなってもおかしくない実態だと思います。だからこそ、子育てを学べる時代を早く当たり前にしたいし、0~3歳児の教育も早く義務化したいと思っています。

インタビュアー:
そうすると、子どもが生まれる前から子育てを勉強しておくに越したことはない?

寺岡様:
お腹の中にいる時から脳もあれば心臓も動いているわけですから。私たちも「胎教」を重視していて、すでにカリキュラムとして準備も始めています。

元吉先生:
お腹の中の時の影響って、驚くほど大きいんです。例えば妊娠中、ママは表面上ニコニコしてても実際はパパがキライだとします。パパの声を聞くと、ママの「嫌だな」というホルモンが赤ちゃんに伝わってしまうんです。実際聞かせてもらったことがあるんですが、お腹の中で赤ちゃんが聞いている音声もすごく鮮明。だから生まれた後も「パパの声=嫌なもの」として本能(扁桃体)に刻まれているんですよ。

インタビュアー:
それは怖いですね…(←妻が現在妊娠中)

元吉先生:
怖いですよね(笑)これが「パパに懐かない子」の一因です。お爺ちゃんやお婆ちゃんに起きる場合もあります。ママとの関係が良くないんでしょうね。だから、妊娠中の環境も大事なんですよ。

インタビュアー:
非常に勉強になります…。

後編につづく

「幼児教育」がこんなに大切なんて…と衝撃を受ける取材陣。それは子どもがいなくても、結婚の予定すらなくても、真剣に聞き入ってしまうほど! なんて奥深い幼児教育。もっと知りたい。もっと教えてください。そして、インタビューは佳境へ…。

・幼児教育を受けた子と受けていない子、本当に変わるの?どう変わるの?
・親が家庭でするべき幼児教育と、保育園でするべき幼児教育。違いは?
・今まさに育児に悩んでいる方は、どうしたら良いの?

▼ 後編はこちらから!
「幼児教育」軽視の日本、将来が危ない!?【ギフト教育ラボ】取材レポート後編

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