「幼児教育」軽視の日本、将来が危ない!?【ギフト教育ラボ】取材レポート後編

0歳から幼児教育を行う幼児教室の運営や、幼児教育に関する資格認定を行うギフト教育ラボ。今回は取材レポート第1弾「幼児教育とは?」後編をお送りします!前編は下記からどうぞ。
「幼児教育」軽視の日本、将来が危ない!?【ギフト教育ラボ】取材レポート前編

Q4.家庭での幼児教育と、保育園での幼児教育。違いはありますか?

(前編からのつづき)

インタビュアー:
最近は保育園に預ける共働き世帯が多いですよね。保育士に教える幼児教育と、家庭のお母さんに教える幼児教育、御社では何か違いをもうけていますか?

あるべき形は一緒。長期間関わる大人の影響は必ず受けるんです。

元吉先生
私はあるべき形は一緒だと思います。その子に関わる全ての大人が影響を与えるので、親じゃなくてもいいんです。正しい声掛けをしてくれる大人と関わった子は、自己肯定感が高まります。
お母さんから愛情や正しい声掛けをもらえるのが、もちろんベスト。でも、長い時間関わる大人の影響は、必ず受けるんです。なので、何かに苦手意識を持つのも自己肯定感を持つのも、全てその時期に関わった大人の影響、と言っても過言ではありません。
虐待に関しても同じです。虐待された子は子どもの時に受けた虐待を、愛情と思って受け止める。それが根底にあるからこそ、大人になって「虐待=悪いこと」と分かっていても、愛情ゆえに自分の子に繰り返すサイクルになってしまいます。お母さん教育に携わっていると、お母さんのお母さんにまでたどり着くことも珍しくありません。

インタビュアー:
そうなると、保育士さんも責任重大になりますね。

寺岡様元吉先生
ものすごく重要です。
ギフト教育ラボ様取材 幼児教育と保育士
寺岡様
とにかく大人が重要なんです。保育士も必然的に子どもと日中の長い時間を一緒に過ごす、子どもにとって大事な存在。だから、我々の家庭教育に関する資格を、ぜひ保育士さんにも積極的に取っていただいて、自信を持ってお子さんたちに接していただきたい。自信につながると思うし、学んだことがすぐ現場で実践できる内容です。実際、受講者の7~8割を保育士さんが占めている理由が、そこにあると思います

Q5.幼児教育を受けた子と受けていない子、実際何がどう変わるのでしょう?

インタビュアー:
そうしてきちんと勉強した大人から幼児教育を受けた子どもと、既存の知識で保育された子どもとは、どのような影響の違いがあるのでしょうか?何か数字のデータはありますか?

40年後、犯罪率に差が出たというデータがあります。

寺岡様:
『幼児教育の経済学』という本に、幼児教育に注力するか否かで、経済にも大きな影響があるというデータがまとまっています。アメリカでA群の子には幼児教育を行い、B群の子に行わないという実験を行ったんです。その後40年に渡って調査を継続した結果、B群は犯罪率に差が出ていました。当然、それを取り締まる警察など、税金が無駄にかかることが分かります。
小さいことが積み重なって、経済にも大きな影響を与えるんですね。こういったことから、30歳の人に職業訓練として50億円使うなら、0~3歳の教育に50億円使った方が、はるかにその国に好影響をもたらすと書かれています。

▼ご紹介いただいた書籍『幼児教育の経済学』
ギフト教育ラボ様取材『幼児教育の経済学』

インタビュアー:
国家規模の経済損失まで関係してくるのですね…。ご紹介いただいた本、さっそく読みたいと思います!

寺岡様:
ちょっと視点を変えた話になりますが、5~10年経たないと子どもの人格は差が出ないと思われがちですが、1~3ヶ月という短期間でも変化が現れる子はいます。現場で見続けている元吉先生、どうですか?
ギフト教育ラボ様取材 現場体験
元吉先生
すぐ友達に手をあげる男の子がいました。最初お母さんは、その子が友達に攻撃している最中に「やめなさい」と止めていました。それ自体は普通ですよね。でも、実はその「最中の声掛け」が、彼にさらに困った行動をさせる原因だったんです。だから、最中に話しかけず、ただただ行動自体をやらせない。その代わり彼が友達に優しくできた時にすごく褒めるようにアドバイスしました。
お母さんが当日から実践してくれた結果、次の週には見違えるように友達みんなに優しく接していて。だから、それ以降彼に初めてあった子達は「○○君、すごく優しいね」ってお母さんに言うんです。お母さんはそんなこと言われたのは初めてだから、もう嬉しくて嬉しくて…という状態で。
こんな風に、コツさえ知っていれば、たった1週間の接し方で子どもの困った行動は変えられるんですね。自己肯定感たっぷりの子どもに、声掛けや育て方ひとつで変わっていくと思います。

インタビュアー:
そのコツを知らないと、困った行動を逆に助長させてしまうことになるんですね。

元吉先生
そうです。そうなると、その子自身が生きにくいですよね。その子は愛情表現としてしているわけだから。でも本当はダメなんだよ、じゃあどういう風に接すればいい?ということを「学ぶ」必要があるんですよね。

インタビュアー:
そこまで影響が大きな幼児教育なのに、我々大人が全く認識がない現状は、怖いですね…。

寺岡様元吉先生
怖いです、本当に怖いんです。

寺岡様:
考えてみたらわかることだとも思うんですが… 例えば僕の子とあなた(=インタビュアー)の子が入れ替わってたら、遺伝子は違うけど、僕が育てたら考え方や行動は僕の子として育つと思うんですよ。それが何よりの典型的な事例でしょう。0~3歳の時にどんな大人がどんな育て方をしたかによって、結局その子の行き着くところが全く変わっていくんです

Q6.そんな重要な幼児教育を広めるために、どんな取り組みをしていますか?

インタビュアー:
そんな幼児教育の重要性を御社は痛感していると思いますが、幼児教育を広める為に、今、具体的にどんな活動をされていますか?

ギフト教育ラボ様取材 事業展開

現在、3つの事業を展開しています。

寺岡様:
スクール・教室・ボランティアと、3つの事業を柱に展開しています。

教室
教室は、横浜ベイクウォーターを中心に親子で通える幼児教室を運営していて、1万円以下の月謝で気軽に通えるものです。横浜ベイクウォーターは現在直営店として運営していますが、将来的にはホームティーチャー形式で家に来てもらったり訪問・出張したりと、地元密着で展開していくのが理想です。企業化・法人化するつもりはなく、ホームティーチャー形式で全国に広げていきたいですね。
スクール
当然そこで教える講師が必要になるので、講師を育成する事業がスクールです。科学的なエビデンスに基づいて体系化したカリキュラムを作り、資格を認定し展開していきます。家庭のお母さんはもちろん、保育士や幼稚園の先生、子ども・子育てに関わる方にぜひ受講していただきたい内容です。
ボランティア
ボランティアとは、行政・自治体で経験を活かして絵本の読み聞かせ等のボランティアを行っている元保育士や主婦の方向けの取り組みです。最新の脳科学や心理学をインプットした上で、現場で活かしてもらいたいとの思いから、行政・自治体への事業展開もしています。

Q7.今まさに子どもとの関わりに悩む方へメッセージをお願いします!

インタビュアー:
幼児教育のパイオニアとして事業展開されているのですね。そんな立場から、子どもとの接し方に悩んでいる保護者や、子どもに関わる仕事の方たちにメッセージをいただけますか?

ギフト教育ラボ様取材 メッセージ

「コツ」を知りさえすれば、育児はもっとラクで楽しくなります。

元吉先生
いくらでもでてきてしまいますが…(笑)
お子さんとの接し方には「コツ」があります。オムツ変え1つに関しても、実は「忍耐力をつけてあげること」ができるんです。でも、みんなそんなこと知らずに毎日20回位オムツを変えていますね。そこを例えば半分の10回でも良いから、我慢する力(自己抑制力)をつけてあげて、オムツを変えてあげるかどうかで、お子さんの人格はそんな日常からつくられていきます。
こうした脳科学的な事実を知っていただいて、もっと楽に楽しく子育てしてほしいと思います。今はただコツを知らないから苦しい・辛いお母さんも、コツを知れば絶対楽しく育児ができるので、一緒に学んでいきましょう!
ちょうど今日受講していた保育士さんも、「学校で習いたかった」と仰っていました。「教わったことを知った上で保育の現場にいたら、もっとできることがあったんじゃないかと思う」とも。保育士の皆さん、口をそろえて仰るんです。「もっと早く知りたかった」「学校で教わりたかった」って。

寺岡様:
まず「知る」ことが大事です。ほぼ「知る」だけで納得できると思います。まず知る。その知ったことが科学的なエビデンスに基づいているから、腑に落ちる。そうすると育児が変わってきますよ

インタビュアー:
非常に中身の濃いお話をたくさんお聞かせいただき、ありがとうございます。幼児教育の必要性について、とても楽しく興味深く勉強させていただきました!

幼児教育を学びたい!と思ったら…

インタビュー中、終始一貫して寺岡様と元吉先生から「日本の教育を変えたい」「お母さんたちの支えになりたい」という情熱と使命感を強く感じた取材陣。微力ながら私たちも何とかお力添えしたい!と思わずにはおれません。
この記事を読んでいるあなたも、「幼児教育ってこんなに大切だったんだ…!」と衝撃を受けているのでは?
今まさに子育てに悩んでいるお母さんも、もっと子どもの心を理解したいと思っている保育士さんや幼稚園の先生も、ギフト教育ラボの科学的根拠に基づく幼児教育を学んでみてはいかがでしょう。その足がかりとなる、同社が開講する資格講座「乳幼児教育アドバイザー」についても、詳しくうかがってきました!
学ぶほど育児が楽しくなる!「乳幼児教育アドバイザー」【ギフト教育ラボ】取材レポート

ABOUTこの記事をかいた人

「なりたい自分」に近づくヒントや情報を提供し、女性の自己実現を応援します。 寄稿希望・取材依頼・お問い合わせなどございましたら、media@hoiku-me.comまでどうぞ。
資格やキャリア、保育に関する情報をピックアップしてお届け!LINE@友達になる

役に立ったと思ったら、シェアをお願いします♪