リフレクソロジーは、主に足の裏を刺激することで、疲労の改善などをはかる療法です。
足の裏には、身体の臓器や器官に呼応する反射区があり、身体と同じ位置関係になっています。たとえば、頭は目など首から上の反射区は足指、肩は足の外側、かかとには生殖腺があります。
反射区を図にしたものは「フットチャート(足裏反射区図)*1」と呼ばれます。反射区は足裏のほか、足の甲や手にもあります。
*1 フットチャートは足裏ツボ図と表現されることもありますが、リフレクソロジーで刺激する反射区は、つぼとは関連性がありませんので、足裏ツボ図という表現は正しくありません。

フットチャート(足裏反射区図)
目次
リフレクソロジーの歴史
リフレクソロジーは、西洋・東洋それぞれで発祥した歴史があります。
詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
リフレクソロジーの効果・効用
リフレクソロジーの効果・効用については、こちらの記事で詳細をまとめています。
西洋式と東洋式の反射区の違い
リフレクソロジーは大きく西洋式と東洋式に分かれており、それぞれ反射区の考え方が異なります。
各国のリフレクソロジーの違いについては以下の記事をご覧ください。
西洋式は、身体を1つのエネルギー体と考え、頭の頂点から足先まで、身体の中を10本のエネルギーラインが垂直に流れているとしています。そのため、右半身の反射区は右足、左半身の反射区は左足にあります。
一方、東洋式は、エネルギーラインが首元で交差していると考えており、頭や目などの首から上の反射区に限っては左右逆になっています。たとえば、脳の右半分は左足指、左目や左耳は右足にあります。首から下の反射区については、右半身は右足、左半身は左足にあります。
反射区マップに若干の違いがあるのは、考え方や流派が異なるためであり、どれが正しくて、どれが間違っているというものではありません。
反射区とツボの違い
リフレクソロジーが普及し始めた頃、「足ツボマッサージ」といわれることがありました。
しかし、リフレクソロジーで刺激する反射区とツボは異なります。反射区は面(ゾーン)として捉えており、1ヶ所ずつの範囲が大きいのが特徴です。
一方、ツボは、東洋医学の概念で経路上にある点です。東洋医学では経穴(けいけつ)と呼ばれます。ツボは正確にとらえなければ効果があまり期待できません。
足裏の反射区
●頭部
左右の親指の中心部にあります。頭痛やめまいなど、頭部になんらかのトラブルがある場合、この部分の反射区を刺激した時に痛みなどを感じます。
●目
左右の第二指と第三指のつけ根あたりにあります。目が疲れている方はこの部分を刺激してみてください。
●耳
左右の第四指と第五指のつけ根あたりにあります。めまいや耳鳴り、中耳炎などに効果が期待できます。
●首
左右の親指のつけ根を横断するようにあります。肩こりや首のこりなどに効果が期待できます。寝違えて首筋が痛い時にマッサージしてみてください。
●肛門
両足のかかとの際あたりにあります。腸を正常に働かせてくれて、便秘や下痢に効果が期待できます。リフレクソロジーで各種の痔に対応した反射区です。
リフレクソロジーを学ぶ
足裏の反射区について紹介しました。リフレクソロジーについて興味を持たれた方は、「リフレクソロジスト」の資格講座で勉強してみてはいかがでしょう。以下より詳細が確認でき、無料で資料請求もできます。
また、コチラの記事ではリフレクソロジスト資格が取れる講座を比較しています。
リフレクソロジストの給与や収入については、こちらの記事でまとめています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
リフレクソロジーはセラピストとして活躍するだけでなく、介護分野で働く人からも人気のある資格です。
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その他のリラクゼーション系資格については、こちらの記事をご覧ください。