保育士資格は狭き門?低い合格率の原因

保育士試験は難しい?

非常に低い合格率

保育士試験は国家資格ですが、その合格率についてご紹介します。

まずは全47都道府県のデータを見ていきましょう。

平成28年保育士試験実施結果の全国統計です。

都道府県 合計(4月試験+10月試験)
受験申請者数 合格者数 合格率
北海道 1,797 497 27.7%
青森 390 107 27.4%
岩手 667 181 27.1%
宮城 1,008 225 22.3%
秋田 315 69 21.9%
山形 535 134 25.0%
福島 550 139 25.3%
茨城 991 214 21.6%
栃木 928 219 23.6%
群馬 748 189 25.3%
埼玉 3,821 1,015 26.6%
千葉 3,537 953 26.9%
東京 15,588 4,187 26.9%
神奈川 6,494 1,723 26.5%
新潟 1,237 321 25.9%
富山 346 84 24.3%
石川 493 143 29.0%
福井 332 71 21.4%
山梨 404 111 27.5%
長野 776 206 26.5%
岐阜 727 178 24.5%
静岡 1,740 464 26.7%
愛知 3,809 1,107 29.1%
三重 708 196 27.7%
滋賀 920 265 28.8%
京都 1,920 535 27.9%
大阪 3,852 855 22.2%
兵庫 3,052 857 28.1%
奈良 971 288 29.7%
和歌山 321 91 28.3%
鳥取 196 46 23.5%
島根 345 67 19.4%
岡山 912 229 25.1%
広島 1,215 351 28.9%
山口 443 139 31.4%
徳島 274 62 22.6%
香川 420 118 28.1%
愛媛 484 128 26.4%
高知 306 61 19.9%
福岡 2,045 473 23.1%
佐賀 408 90 22.1%
長崎 501 103 20.6%
熊本 819 127 15.5%
大分 415 96 23.1%
宮崎 580 112 19.3%
鹿児島 958 218 22.8%
沖縄 1,412 185 13.1%
合計 70,710 18,229 25.8%

出典:厚生労働省「保育士試験の実施状況(平成28年度)」

つづいて厚生労働省が発表している直近10年の保育士試験の合格率の推移も見てみましょう。

出典:厚生労働省「保育士試験の概要」「保育士試験の実施状況(平成27年度)」「保育士試験の実施状況(平成28年度)」

合格率は毎年10%台で推移しており、非常に低い合格率となっています。実際には、科目ごとに見ていくとそこまで難しくありません。勉強しなくても、常識や持っている知識だけで解ける問題も多くあります。そのため、科目合格が全くない人はほとんどいません。全く勉強をしなくても2~3科目は合格できるはずです。

保育士試験の合格ラインは、各科目で6割以上です。合計点で6割以上ではありません。各科目が平均的に難しいのではなく、筆記試験の科目ごとの難易度の差が大きいことが難しくしている原因です。

各科目6割がクセモノ

8教科9科目の合計6割以上が合格という基準であれば、筆記試験の合格率は上がるはずですが、各科目でまんべんなく点数を取らないといけないことが難しくしています。筆記試験全科目一発合格者は、全受験生のうち数%程度かもしれません。

合計点で合格かどうか決まる場合は苦手な科目や難しい科目があっても、他の得意科目や簡単な科目でその分をフォローすることができます。

苦手な科目や難しい科目もある程度の勉強が求められます。勉強範囲も広く・深くやらざるを得なくなってしまいます。

科目間の難易度差、年度ごとの難易度差が大きい保育士試験

ここ2~3年の傾向は、「小児栄養」が最難関で、「社会福祉」「教育原理」「養護原理」「保育実習理論」が、年によって難化したり易化する傾向にあります。

受験者数が多い、宅建や社労士の場合は、難易度によって合格ラインが上下したり、救済措置で足切ラインが下がることがよくあるので、多少難しい問題があってもあまり影響はありませんが、保育士試験は、科目間や年度の難易度差は一切考慮されません。

こういった難易度のバラつきと考慮されない仕組みによって保育士試験は狭き門となっているという一面もあります。

保育士の需要が高まってきていますので、見直しされる可能性はありますが、受験をお考えの方はそれらを踏まえて受験勉強に取り組まれることをお勧めいたします。

2016年度より年2回の実施に変わったことがどう影響するか

合格率が低い理由としては前述のとおり、筆記試験の全8教科9科目をすべて合格しなければならないというところにあります。

1科目ごとの試験は60%で合格するため、それほど難易度が高いとは言えません。ただし、それが8つあるわけですから1つでも落としてしまうと不合格となります。

合格した科目は次の試験に持ち越しができますので、何度かチャレンジして合格する人が多いのですが、これまで年1回だった開催が平成28年度(2016年度)より保育士試験が4月と10月の2回実施となりました。

そのおかげで年2回チャレンジする人が増えてくるでしょうから、年別での合格率は増加することが予想されます。

また、年2回実施のため勉強を始めるタイミングの幅が広がりました。

昨年までだと10月に合わせて勉強しないといけませんでしたが、今年から2回ありますので、7月や8月から学習をスタートさせて4月の試験に標準を合わせると言ったことも可能です。

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参考サイト

厚生労働省「保育士試験の概要」(2017年8月1日,http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000088256.pdf)
厚生労働省「保育士試験の実施状況(平成27年度)」(2017年8月1日,http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/hoikushi/dl/ichiran.pdf)
厚生労働省「保育士試験の実施状況(平成28年度)」(2017年8月1日,http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/shikenkekka.pdf)

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