「フローリスト検定」資格取得にかかる費用は?通信で取れる?

「夢はお花屋さん!」子どもの頃に憧れた人も多いのではないでしょうか。その夢に近づける資格が生花に関する知識や技術を証明してくれる「フローリスト検定」です。今回は「お花が好き」を趣味レベルで終わらせない「フローリスト検定」についてご紹介します。忙しい方も学びやすい通信講座や検定費用、各級のレベルなど、気になるポイントをまとめました!

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フローリスト検定とは

フローリスト検定とは
フローリスト検定は、フラワーデコレーター協会(FDA)が認定する花を扱う実務の基本ライセンスです。「花屋などで生花を扱うために、絶対必要な資格」というわけではありませんが、この資格を取得することで生花に関する知識や技術の証明ができます。就職・転職の際にもアピールポイントとして利用できるため、お花関係の仕事を目指す方は取得しておいて損はない資格です。

フローリストとは?

そもそも「フローリスト」とは日本では主に花屋を指していて、生花を扱う仕事の総称として呼ぶこともあります。生花に関するさまざまな知識と技術をもつ人のことをフローリストと呼ぶため、フラワーアレンジメントなどの習い事や趣味として人気の資格とは異なるものと考えられています。フラワーデザイン業界で完成度の高さが評判のドイツでは、フローリストもマイスター(その道のプロ・職人)の1つとして扱われています。

フローリスト検定の資格

フローリスト検定の資格と各級
フローリスト検定は誰でも受験可能です。難易度によって級が分かれており、どの級を取得するかを事前に選んでその級に合わせた勉強をしていきます。フローリスト検定の各級のレベルについては下記の通りです。

フローリスト検定 各級のレベルと出題内容

5級
在宅受験が可能です。生花を扱うための基本的な知識を持ち合わせているレベルが5級です。フローリストになるための基礎知識を問う「基礎知識理論問題」の筆記試験に合格することで取得ができます。記述式の問題もあるため、しっかりと勉強しておくことが必要です。
4級
在宅受験が可能です。小さめで簡単なギフトフラワーのアレンジができる技術を証明できるのが4級です。短時間で安定して作成できることが条件となっています。小さなギフトアレンジメントや仏花、ゲストテーブル装花などのなかから1~2つが課題となりますが、事前発表されるため練習は十分可能です。
3級
在宅受験が可能です。3級は、少し大きめのブーケレベルのフラワーアレンジメントができる技術がチェックされます。ギフト花束、クラッチブーケ、枕花などのなかから課題が事前発表され、短時間で作る技術力が図られます。
2級
大きめのアレンジフラワーだけでなく、お客様の依頼に合わせたものを作れるかどうかを見られるのが2級です。キャスケードブーケや祝スタンド花一段、葬儀用花カゴが課題となりどれだけ要望に応えられるかがカギとなります。
1級
活け込み(生け込み)やメインテーブルの装花など、人目を引くような目立つアレンジメントが任せられる技術が認められているのが1級です。「経営者が安心して任せられる」レベルであることが条件。遺影額前装花やパーティー用元卓装花なども課題としてあげられることがあり、当然もっとも難易度が高くなります。

フローリスト検定 資格取得のポイント

5級~3級は在宅試験、1・2級は会場試験となります。どの級からでも受験は可能ですが、受ける級よりも下の級も同時受験が必須となります。飛び級や1級だけ取得する、ということはできません。「必ずどこかで勉強し、その修了証がなければ受験できない」という条件はありませんが、フローリスト検定合格を目指すなら、公式の教材(通信講座)を受講するのがオススメです。(後述)

フローリスト検定の通信講座

フローリスト検定通信講座
フローリスト検定に対応した通信講座は、公式の教材としてFDAの直轄校である「FDAフラワースクール」の「フローリスト検定対応講座」がオススメです。カリキュラムは17のアレンジフラワーの作り方で構成されており、フローリスト検定すべての級に対応しています。

受講費用:180,000円(総額・税別)

受講期間:1年半

目標資格:フローリスト検定1級~5級

講座詳細は下記から確認できます。
フローリスト検定対応講座

フローリスト検定取得に必要な費用[受験料・認定料・更新料]

フローリスト検定の費用
フローリスト検定は、級によってかかる費用が異なります。また、認定・更新にも別途費用がかかるので、あわせてご確認ください。

フローリスト検定 受験料

いずれも税込の金額です。

5級:3,000円

4級:4,100円

3級:5,100円

2級:3,000円

1級:5,100円

フローリスト検定 認定料・更新料

フローリスト検定に合格すると、FDAから資格が認定され合格証が発行されます。認定には料金がかかり、5級のみ無料、3・4級は5,100円、1・2級は10,200円です。
更新料も年4,100円かかりますが、全国で開催されるセミナーに会員価格で参加できるなどの特典があります。

フローリスト・フラワーデザイナーの資格まとめ

フローリスト・フラワーデザイナーの資格・試験・概要についてはこちらの記事でまとめています。
あなたにピッタリの資格講座を探してみてくださいね。

フラワーデザイナーになるには?資格・検定・試験の情報まとめ

2016年5月24日
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まとめ

フローリスト検定まとめ
フローリスト検定についてご紹介しました。5級~3級は在宅受験が可能なので、挑戦しやすいですね。お花を扱う仕事に必須となる資格ではありませんが、知識と技術力を客観的に証明できます。すでに生花関係の仕事をしている方もこれから目指す方も、取得を目指してみてはいかがでしょうか。通信講座なら多忙な社会人や主婦でも無理なく学べます。
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参考サイト

https://www.fda-jp.com/florists/
http://jafa-net.com/exam/
http://dfa-diploma.jp/index.html
https://www.fdafs.jp/course/fl.html

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