食育の資格「幼児食インストラクター」の試験や仕事内容とは?

幼児食インストラクター
  • 「子どもがなかなか集中して食事をしてくれない」
  • 「子どもにアレルギーがあって食事の準備が大変」
  • 「栄養が足りているのかわからず、不安」

さまざまな悩みが生まれる幼児期の食事。たくさんの“困った”を解決するための知識をもったスペシャリストが「幼児食インストラクター」です。
今回は、幼児食インストラクターの資格について、基礎知識から試験や仕事内容まで基本となる情報をご紹介します。

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幼児食インストラクターとは

幼児食インストラクターとは

1〜6歳の幼児期は、身体や心の基礎を作り上げる大切な時期。この時期は、食事が味覚だけでなく身体や脳の発達にも影響を与えます。その大切な幼児期に食べる“幼児食”に関するさまざまな知識を身につけ、困っている人や悩んでいる人にアドバイスできるようになる資格が「幼児食インストラクター」です。

0〜1歳の子どもが食べる離乳食は勉強会が開催されていたり、ネット上にも情報がたくさんあったりと、困ったときに参考にできるものがいろいろあります。しかし、成長してある程度食べられるようになってきた子どもに与える“幼児食”に関する情報はあまり多くありません。そのため、「これで合っているのだろうか」「どうしたらいいのだろう」と悩んでしまう人も少なくないそうです。

そんな幼児期の食事について、栄養面や成長に合わせた献立の組み方など、幼児食に関する知識を身につけ、適切なアドバイスをする幼児食インストラクターは、“安心して子どもの食事について相談できる存在”だといえます。

幼児食インストラクターの資格

幼児食インストラクターの資格
幼児食インストラクターの資格は以下のように定義されています。

幼児食の基礎知識から、幼児期の発育・発達と食事の関わり、子どもの成長に合わせた献立の工夫、栄養素の基礎知識、病気・食物アレルギーの対処法など、幼児食インストラクターに必要な幅広いスキルを備えていることを証明する資格です。
◆引用元:(幼児食インストラクター資格 | 日本能力開発推進協会 (JADP))

この資格は、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定しているものです。

日本能力開発推進協会は、チャイルドカウンセラーの資格やアロマテラピスト・ヨガインストラクターなどの美容系資格、ベビーシッター・歯科助手などの専門資格など多種多様な資格を認定している協会です。すでに多くの人が活躍している資格を審査・認定している協会のため、「幼児食インストラクター」も信頼のおける資格として認められています。

日本能力開発推進協会では、「幼児食インストラクター」の社会的地位やスキルの向上を目的として資格認定をしているため、資格を取得することで、仕事の幅が広がるメリットがあります。
資格をもっていなくても、料理教室を開いたり講演会を開講したりすることは可能です。しかし、同じ内容を話していても「どこの誰だかわからない人」が語るよりも、「きちんとした資格をもった人」のほうが聞く側も安心して受け入れることができます。

せっかく幼児食について学んで、困っている人へアドバイスをする立場になるなら、資格を取得して説得力をもたせたほうが、信頼感も増すためオススメです。

幼児食インストラクターの試験

幼児食インストラクターの試験

幼児食インストラクター資格の試験は、「自宅に郵送されてくる試験問題を解き、答案を送り返す」という在宅タイプのものです。試験用紙は、申込書を送り、受験料(5,600円/税込)を支払ったことが協会で確認できると、送付してもらえます。

ただし、資格取得のための試験を受けるためには、日本能力開発推進協会が指定する教育訓練校などでカリキュラムを履修しなければなりません。履修内容は、幼児食インストラクターに必要な「幼児食の基礎知識や食事、栄養と代謝、病気のときの食事、食物アレルギー」といったもので、履修が完了しないと試験の申し込みができません。

答案を送ってから約1カ月で結果が戻ってきますが、得点率70%以上が合格ラインです。実技の試験や実務経験が必要なく、不合格になっても、何度も受験することができます。在宅受験のため、教科書を丸暗記する必要はなく、好きな時間に落ち着いて試験を受けられるため、緊張して失敗してしまう心配もありません。

忙しい人や小さいお子さんを抱えながら資格取得を目指したいという人も、自宅で好きな時間に落ち着いて試験を受けられるのは、嬉しいポイントですね。

幼児食インストラクターの仕事内容

幼児食インストラクターの仕事内容

実際に、幼児食インストラクターの資格を取得したら、どんな働き口があるのでしょうか?離乳食とは違い、勉強会や相談できる場が少ない幼児食。実は、潜在的な指導者不足が起こっています。そのため、料理教室などで幼児食の作り方を教えたり、アドバイザーとしてセミナーを開催したりといった「講師」として起業することも可能です。

また、保育士や幼稚園教諭として保育に携わっている人が、幼児食インストラクターの資格を取ることで、保護者からの相談に的確なアドバイスができるようになったり、飲食店で、子ども用メニューを開発するときに学んだことをいかしたりすることができます。このように、現職のスキルアップのために、資格を取得するケースもあります。

講師として起業すると、講習の対象となる幼児食を学びたい人は、子どもの成長に寄り添うママやパパが大半です。そのため、料理教室を開催するときは、本格的な調理器具や凝った食材を用意するよりも、どこの家庭にもあるようなものを使って作ることが求められます。

ニーズに合わせて、特別に料理スタジオを用意せずとも、自宅で手軽に教室を開くことができるのも、幼児食インストラクターならではのポイントです。「お子さんが一緒にいても作れる献立」「子どもと作るメニュー」というテーマにすれば、参加者に子ども連れで来てもらいやすく、家に小さい子どもがいても料理教室を開くことができます。

このように幅広く活躍の場がある幼児食インストラクターとしての仕事とその内容を以下にまとめたので、参考にしてみてください。

幼児食インストラクターとしてできる仕事

  • 料理教室の講師として献立/レシピを教える
  • 「幼児食」や「子どもの食と健康」などのセミナー講師
  • 保育士や幼稚園教諭が資格を取得し、保護者へ子どもの食に関するアドバイスをする
  • 飲食店で子どもメニューの開発/企画など
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食育資格は、目的・学べる範囲などによってたくさんの資格があります。
あなたにピッタリの資格講座を探してみてくださいね。

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2018年7月31日

まとめ

幼児食インストラクターのまとめ

幼児食インストラクターとして働くイメージは湧いてきましたか?
「子どもがなかなか食べてくれなくて困っている」
「子どもの好き嫌いが激しいことで悩んでいる」
そんな悩みを解決するサポートができるのも幼児食インストラクターです。

実際に悩んでいるママやパパ、先生はもちろん、子どもの食に興味・感心をもっている人、飲食店で子どもメニューを真剣に考えていきたい人にオススメの資格です。幼児の健康な身体の資本である「食」について、じっくり学んでみませんか?

食育や幼児食の資格講座は、ウーモアにも掲載されています。以下より詳細が確認でき、無料で資料請求もできます。

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