保育関係のお仕事に就きたいけど、いろんな資格があって、自分にとってどんな資格が必要なのか?役立つ資格はどれなのかよくわからないという人に保育関係の資格について簡単に説明します。
保育関連資格の比較
保育士
保育士は保育園に勤務するために必要な国家資格です。0歳~小学校就学前までの子どもを対象に、保育施設で集団保育を行います。 小さな子どもたちの成長を手助けする優しさと責任感がある人。
気力・体力・忍耐力のある人。トラブルが発生した場合も落ち着いて行動できる人や、保護者や同僚と良好なコミュニケーションが取れる人が向いています。
チャイルドマインダー
チャイルドマインダーは認定資格です。0~12歳を対象とした少人数保育のスペシャリストと言われており、自宅で保育ルームを開業したり、訪問保育などで活躍できます。預かれる子どもは4人まで。
少人数の子どもに密にかかわるため、保護者の教育方針やしつけの方針などに柔軟に対応できる人、基本的に個人事業主となるため、責任感が強く、人から信頼される人柄であることが望ましいと言われています。
ベビーシッター
ベビーシッターは依頼者宅において子どもの保育を行うサービス業です。面倒を見られる子どもは、シッター1人につき2人までが基本。明るく親しみやすい人柄で、子どもに好かれるタイプ、趣味や特技が多い人などが向いていると言えます。子育ての経験があると、依頼者もより安心して子どもを預けられる傾向にあるようです。
チャイルドケア
チャイルドケはアアロマやハーブなどの自然療法などを取り入れたホームケアのプロです。対象は、赤ちゃんから小学校低学年までが基本。チャイルドケアの基本精神に沿い、親や子どものために活動していきたいと考えている人、ベビーマッサージやアロマに興味のある人、自然療法を通して人と関わりたい人に向いています。
チャイルドコーチング
チャイルドコーチングは子どもが自発的に考え・学び・行動できる環境づくりのサポート・カウンセリングをする職業です。対象となる子どもは幼児~高校生と広め。コーチング技術の基本となる「聴く・質問する・承認する」に沿って、子どもの話に根気強く耳を傾けられる人、1人1人の個性に合わせて指導し、自ら考え問題を解決していく力を伸ばしてあげられる人が向いています。
チャイルドカウンセラー
チャイルドカウンセラーは不登校やいじめ、暴力問題、非行問題など、子どもたちの悩みを緩和し、心をケアする職業です。チャイルドコーチング同様、コーチング技術の基本となる「聴く・質問する・承認する」に沿って、子どもの話に根気強く耳を傾けられる人が向いています。
ベビーマッサージ
ベビーマッサージは赤ちゃんに肌と肌で優しく触れてマッサージを行います。マッサージをすることで赤ちゃんを情緒的にも肉体的にも成長を促すことができます。また、普段より赤ちゃんと触れ合うことで、通常時とは違う反応があった場合に気付くことができるため、病気や異常時に事前に察知することができます。
乳幼児教育アドバイザー
人間の脳は0歳~3歳に80%完成されると言われています。その大切な時期に正しい教育ができるように幼児教育について学びます。保育士や幼稚園の先生がスキルアップのために取得するケースが多いようですが、主婦の方が自分の子どもの教育のために勉強をしたり、幼児教室を開業したい場合に最適な資格です。
食育・幼児食
子どもと接することの多い職場や環境において食についての正しい知識を習得することで子どもに安心と安全を与えることができます。もちろん保育の現場だけでなく、家庭でも大いに役に立つ内容ですので、幅広い層の方に向いています。
今のお仕事や今後なにをしたいかにとって必要な資格を検討する
保育園で保育士さんとして働きたい場合は保育士の資格が必要です。
保育士はこの中で唯一の国家資格ですが、他の資格では保育士講座では勉強できない様々なスキルを習得することはできます。
既に保育士の資格を持っている人でも他の資格を取得したいという人はたくさんいます。
早く保育関係のお仕事を始めたいという方はチャイルドマインダーが良いかもしれません。チャイルドマインダーの資格は早ければ1.5ヶ月で取得できます。
もちろん資格を持っているからといって仕事があるわけではありませんし、資格が無くても保育関連の仕事に就くことはできます。
ただ、保育関連の資格を取ることで、預ける保護者から安心感を与えることができたり、就職・転職が有利にはたらくこともあります。
ご自身としても保育関連の知識を習得することで、より質の高い保育を行うことができるかもしれません。
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