幼児食とはどんな食事?離乳食から移るのに適した時期は?

幼児食 とは 食べ始め 時期 注意点 大切なポイント

幼児食は、お子さんの身体の成長だけではなく、心の成長にも繋がる大切な食事です。

幼児食を与え始める時期や注意点など、幼児食について気になることを紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

幼児食とは?

幼児食とは

幼児食とは、一般的に離乳食を卒業した1歳すぎから6歳ごろまでの食事のことを指します。
大人と同じ食べ物を摂取できるようになる時期の食事、ととらえるとよいでしょう。

小さなお子さんは噛む力が弱く、消化機能も未熟です。
そのため、離乳食から卒業したとしても、大人と同じような内容の食事や量は食べられません。

年齢に応じた食事の内容と量を与えるように注意することが大切です。

幼児食を与えるときの注意点

幼児食を提供するときは、歯の生え具合やお子さんの食べる量に応じて適切な食事を作るように心がけましょう。
食事から必要な栄養を摂取できるように配慮した食事をつくることも忘れてはなりません。

味付けは薄味が基本です。
塩分過多は生活習慣病を招くリスクもありますので、味の濃さは大人に出す食事の1/3~1/2程度になるように調節しましょう。

旬の食材を取り入れて、多彩な食材を楽しめるような工夫も重要です。

年齢ごとに噛む力の強さも異なりますので、以下の目安を参考にかたさや食べ物の大きさ・形に配慮してみてくださいね。

かたさ 大きさ・形
1歳 前歯で噛み切れる。奥歯でつぶせる煮物程度 手づかみしやすい形。3~5mm程度の厚さ
2歳 スプーン、フォークで食べられる一口大のサイズ しんなりした炒めもの、噛みごたえのあるものを入れるとよい
3歳 せん切り、乱切りなど色々な形や大きさ 大人が食べるものより若干やわらかめ

ちなみに、年齢ごとの1日の食事量の目安は以下のとおりです。

1~2歳 3~5歳
穀類 270g 280g
いも類 40g 60g
牛乳・乳製品 250g 250g
卵類 25~30g 50g
肉類 15~20g 50g
魚類 30g 40g
大豆・豆製品 35~40g 40~50g
野菜類 180g 230g
海藻・きのこ類 10g 10g
果物類 100g 150g
油脂類 5~8g 5~8g

◆参考:特定非営利活動法人NPO昭和「かるがも便り」

幼児食を始める時期

幼児食を始める時期

幼児食を始める上で、歯の生える時期はスタートの目安になります。

離乳食を卒業する1歳半ごろには奥歯が生えてくるので、奥歯を使って食事をとることができるようになります。

この奥歯が生えそろう時期こそがポイント。
食材を噛み切れるようになるには、奥歯は大切な役目を果たします。

1歳8か月ごろには、噛みつぶしが上手にできるお子さんも増えてきますので、徐々に固いものが食べられるようになってきます。

2歳半になると乳歯列のかみ合わせが完成することが多く、食べ物をすりつぶすことができるようになります。
このころになると、ほとんどの食材を食べられるようになるでしょう。

歯の観点からみると、かたいものや噛みにくいもの、例えばこんにゃくやステーキなどは、3歳ぐらいまで控えるようにする方がよいとされています。

かたいものや噛みにくいものを食べさせる場合は、調理法を工夫して小さなお子さんでもかみつぶせる大きさや薄さにしてあげてくださいね。

幼児食の大切さ

幼児食 大切

幼児食では、食事のみから必要な栄養をすべて摂取できるように配慮する必要があります。

そのため、お子さんの食べる量をみながら、必要であればおやつで調整するなど、きめ細かい対応が求められます。

また、幼児食はお子さんひとりひとりに合わせたオーダーメイド

兄弟だからといって、食の好みや食事量が同じわけではありませんよね。
そのため、正しい知識を学ぶだけではなく、多彩なレシピを学んで活用することも大切なポイントです。

子どもの好き嫌いの対応は?

お子さんが成長するにしたがって、好き嫌いが出てくることも少なくありません。

嫌いなものはすべて避けるのではなく、小さく刻んだり、味付けに工夫をすることで、なんでも美味しく食べられるように配慮してあげるとよいでしょう。

どうしても苦手なものは、まずは形や味を意識しないですむように対応し、少しずつ慣らしていくことで食べられるようになる可能性もあります。

食事は家族のきずなを育む時間

食事は、親子のきずなを育む重要な時間です。

忙しい毎日の中で家族全員で食卓を囲む機会が減っている方も多いかもしれませんが、せめてお休みの日には、家族で食卓を囲んで食事を楽しむように心がけてくださいね。

また、幼児食は「味覚」「食事のマナーの基礎」を育む大切な機会でもあります。

ワンパターンになりがちな食生活を見直したり、多彩な食材を色んな味わい方で食べさせたりするだけではなく、年齢に応じたお手伝いをさせるのも重要なポイント。

食器を一緒にセレクトしたり、テーブルを拭いたりといった簡単なお手伝いからはじめてみませんか?

一緒に食事を作るだけではなく、買い物に行って「旬」の食材を学ぶのもよいですね。

幼児食を食べる時期は、健康的な食生活を送るための基礎作りとなる、大切な時期です。
ぜひ、家族で一緒になって「食」を楽しみましょう。

まとめ

幼児食 まとめ

「生きることは食べること」と言われるように、「食」「生」は密接な関係があります。

お子さんの命を紡ぐ大切な「幼児食」。

正しい知識に則った食事を作ることで、お子さんが豊かな食生活を送れるように取り組むのも愛情表現のひとつです。

適切な栄養を与え、食卓を楽しく、健康的に彩ってみてくださいね。

子どもの「食育」について知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

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参考サイト

日本小児歯科学会「歯からみた幼児食の進め方」(2017年5月26日,http://www.jspd.or.jp/contents/main/proposal/index03_06.html)
東京カルチャーセンター・楽学ネット「乳幼児食指導士養成通信講座」(2017年5月26日,http://www.nfa.co.jp/ey/)
日本能力開発推進協会「幼児食インストラクター」(2017年5月26日,http://www.jadp-society.or.jp/course/infant-food/)
諒設計アーキテクトラーニング通信教育講座「幼児食資格講座」(2017年5月26日,https://www.designlearn.co.jp/youjisyoku/)
特定非営利活動法人NPO昭和「かるがも便り」(2018年7月30日,http://www.npo-showa.net/station/ship/letter/1106youjishoku_kihon.pdf)

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