薬膳とは、体質や季節に合う食事を通じて体の内側から健康にしていくこと。
「何となく難しそう」と思われがちですが、実は薬膳はとても身近なもの。
今回は、薬膳をやさしく学べる通信講座「JREC認定くらし薬膳プランナー養成講座」(JRECリフレクソロジースクール)の竹田あやこ先生に
「薬膳って一体何?」
「薬膳を学ぶメリットは?」
など、詳しくうかがいました!
目次
癒しのプロを多数輩出!JRECリフレクソロジースクールが母体
JRECリフレクソロジースクールは、全身の不調を和らげる「リフレクソロジー」のプロを20,000人以上輩出しているスクールです。そんな同校で培われた、密接に影響し合う心・体・食べ物の関係を学べるのが「JREC認定くらし薬膳プランナー養成講座」です。
「JREC認定くらし薬膳プランナー養成講座」は、以下から資料請求(無料)も行えます。⇒詳しくはこちらから
▼今回お話しをうかがった竹田あやこ先生(写真提供:JRECリフレクソロジースクール)
本日はよろしくお願いいたします!
Q1.まずは竹田先生の自己紹介をお願いします。
竹田先生:
はじめまして。私は兵庫県内で女性専科の整体院をしていて、セラピストとしても活動しています。整体院を開業後、食事で体を内側から整える方法も学びたくて薬膳を勉強し、国際薬膳調理師の資格を取得しました。現在は、中医学や薬膳の知識を活かして、体の内外からトータルにバランスを整えられるセラピストとして活動しています。
私自身も薬膳を使って体調を整えていて、いつも食べているような身近な食材が、心と体のバランスを整える薬膳となることを、たくさんの人に知って欲しいので、セラピストとして施術もしながら、国際薬膳調理師としての活動も幅広く行っています。薬膳講座の講師ほかに、薬膳コラムの執筆や、薬膳メニューの考案や開発などもしていて、クックパッドにも薬膳レシピを投稿しています。
Q2.ずばり、薬膳とは何ですか?
竹田先生:
薬膳とは、食べ物を使って心と体のバランスを整える方法です。鍼灸や漢方などと同じ中医学がベースとなっています。不調を心と体からのサインと捉えて、その乱れたバランスを食べ物で整えたり、季節や気候に合った食べ物を選んで体調を整えたりします。
薬膳では、肉や魚、野菜や果物、調味料や飲み物まで幅広く使えるので、好き嫌い・食物アレルギー・食事制限がある人でも、ご自身が食べられる食材の中から選んで実践できます。この選択肢の多さも薬膳の魅力のひとつだと思います。

Q3.「JREC認定くらし薬膳プランナー養成講座」はどんな講座ですか?
竹田先生:
毎日のくらしの中で、薬膳を使って心と体のバランスを整えていく知識を学びます。「特別な食材で作る特別な料理」というイメージが強い薬膳ですが、「くらし薬膳プランナー」の講座では、普段食べている身近な食材と調理法を使い、毎日のくらしの中で自然と薬膳の知識が活かされ、体調を整えられるようになるのを目的としています。
心と体からのサインをとても具体的に学べるので、ご自身やご家族の体験から本当に身近に、薬膳で心と体のバランスを整えるということを実感してもらえる講座です。
Q4.「JREC認定くらし薬膳プランナー養成講座」の開講に至った経緯を教えてください。
竹田先生:
JRECのリフレクソロジー会報誌に薬膳コラムを書かせていただくようになったのがきっかけです。JRECのリフレクソロジー講座では、リフレクソロジーだけでなく栄養学も学びます。体と食はとても関係が深いので、くらしの中で実践できる食へのアプローチのひとつとして、薬膳をご紹介させていただいています。
セラピストとして活動している私自身も、自分の体調管理やお客さまへのアドバイスに薬膳を活用していることから、薬膳の講座を作る話になりました。でも、皆さんが思っている特別な料理としての薬膳ではなく、もっと身近でくらしの中ですぐに活用できるような薬膳をということで、くらし薬膳プランナーの講座ができました。リフレクソロジーを学んでいる人やセラピストさんなど身体に関わる方だけでなく、食に関わるお仕事の方、一般の人にも広く知って欲しいという気持ちもあり、今のような形になりました。

Q5.他の薬膳を学べる講座と比べて、何か特徴的な点はありますか?
竹田先生:
とにかく、くらしの中ですぐに活かせるというのが、最大の特徴だと思います。この講座では、難しい言葉は使わず、できるだけわかりやすく学んでもらえるように工夫しました。薬膳の講座は難解で理解しにくく、途中で挫折した方を何人も知っているからです。
テキストではくらしの中に取り入れやすい順番で学べるようにし、DVD教材ではテキストで学ぶことを、より豊かにイメージできる話が盛り込まれています。また、どこに売っているのかわからないような特別な食材は、ほとんど使っていません。ほぼ全てがご近所のお店で買える食材や、普段お家にある食材ばかりです。
▼「JREC認定くらし薬膳プランナー養成講座」の教材(写真提供:JRECリフレクソロジースクール)
Q6.「JREC認定くらし薬膳プランナー養成講座」の受講生は、どんな方が多いですか?
竹田先生:
リフレクソロジーを学んでいる方やセラピストとして活動されている方、看護師や介護職の方も多いです。また、主婦の方や子育て中の方、飲食関係のお仕事をされている方もいらっしゃいます。年齢的には30才後半から50代の方が多いようです。
Q7.保育士が受講するメリットはありますか?
インタビュアー:ウーモアのユーザーには現役保育士の方が多いのですが…
竹田先生:
あります。保育士さんは持ち帰り仕事も珍しくない大変なお仕事ですが、忙しい時でも風邪をひかないようにする方法や体調を崩した時にもどうしたら良いかわかるので、まずはご自身の体調管理にとても役立てていただけると思います。またお子さんの小さな体調の変化にも気付けるようになるので、保護者の方とのやり取りもスムーズになるのではないでしょうか。
▼薬膳を教える竹田先生1(写真提供:JRECリフレクソロジースクール)
Q8.子育て中の主婦の方が受講するメリットはありますか?
竹田先生:
あります。子育て中はご自身のことよりもお子様やご家族のことを優先させがちですが、ご自身の体調がすぐれないと辛いと思います。この講座で学ぶことで、ご自身の体調が整えられると同時に、お子様の不調にも気づきやすくなると思いますよ。
例えば、顔色や鼻水などの分泌物の状態から体が冷えていることがわかれば、すぐに身近な食材を使って体を温め、風邪を素早く退治することもできます。くらし薬膳の講座では、普段の食事で食べている食材を使うし、特別な調理法も不要なので、ご家庭ですぐに活用していただけます。
インタビュアー:自宅で学べる通信講座なので、忙しい保育士さんや主婦の方も学びやすいですね。
Q9.どのようなきっかけで受講を決める方が多いですか?
竹田先生:
ご自身やご家族の不調を癒したい、漢方や薬膳に興味があって食事で体調を整えたいという方が多いようです。またお仕事に活かしたという方も多いです。薬膳弁当を作って販売したいと話してくださった方もいらっしゃいました。
Q10.「JREC認定くらし薬膳プランナー養成講座」は、転職やキャリアアップに役立ちますか?
竹田先生:
ご自身で心と体のバランスが整えられるようになると、心身ともに安定して自信がつくので、どんな職種でもしっかりとお仕事に打ち込めたり、落ち着いて面接を受けたりできると思います。
保育士さんでしたら、お子さんたちの変化に細かく目を配れるようになったり、保護者の相談に答える時も知識の引き出しが増えて信頼に繋がったりするのではないでしょうか。
▼薬膳を教える竹田先生2(写真提供:JRECリフレクソロジースクール)
Q11.受講修了後のアフターフォローやサポートはありますか?
竹田先生:
はい。受講修了後も継続して学べるようにブラッシュアップセミナーの開催を予定しています。学んだ知識をもっと毎日のくらしの中に役立てるようにするセミナーです。薬膳を食事に取り入れるアイデアや、外食やカフェで使えるアイデアもお伝えしていきます。これからも受講者の方の声を聞きながら、もっと充実させていきたいです。
Q12.薬膳や「JREC認定くらし薬膳プランナー養成講座」に興味をお持ちの方にメッセージを!
竹田先生:
くらし薬膳を学んでみたい、面白そうだなと感じてもらえたら本当に嬉しいです。私も毎日のくらしの中で役立てていますので、生きた薬膳をお伝えできると思います。通信講座に不安がある方も、質問ができるのでご安心ください。しっかりフォローしていきます。そして、くらし薬膳を通じて笑顔になってもらえたら、そのお手伝いができたら最高です。ぜひ一緒に頑張りましょう。
インタビュアー:本日はありがとうございました!
こんなに身近で楽しい!「JREC認定くらし薬膳プランナー養成講座」で学ぶ薬膳
薬膳に対して「難しい漢字の珍しい食材を使うもの」と、ぼんやりイメージしていた方も多いのでは?「JREC認定くらし薬膳プランナー養成講座」なら、自分が食べられる身近な食材を用いて心身のバランスを整えていく知識を楽しく学べます。自分と大切な人の健やかな毎日のために、薬膳を始めてみませんか?
あなたにピッタリの資格講座を探してみてくださいね。