食育指導士の資格と仕事~試験の難易度、費用、期間は?~

食育に関する資格はいくつもありますが、“食と健康”についての知識を身につけ食育指導を実践できる「食育指導士」もその1つです。入門編である食育指導士に加えて、「上級食育指導士」というステップアップできる資格も用意されているため、まずは食育について学んで資格を取った上で、さらに高みを目指すかどうかを考えられます。今回は、食育指導士の資格取得方法、仕事内容、試験などについてご紹介します。

食育指導士とは

食育指導士とは
NPO法人日本食育協会が認定している食育に関する資格が「食育指導士」です。上級資格となる「上級食育指導士」も同協会で認定しており、取得には食育指導士の資格を持っていることが条件となっています。

食育指導士

食育指導士とは、“食と健康”に関する正しい知識をもって、子どもからお年寄りまで世代を問わずに食育指導ができる人材として認められる資格です。食の大切さや課題を認識するだけでなく、“健康な社会”をつくるための活動を行うことを目標としています。

上級食育指導士

上級食育指導士は、食育指導士としての知識をさらに深めた資格で、講演活動や講習会を通して、食育指導を広く行うリーダーであることが求められています。資格取得時には、栄養素や代謝などの食に関することだけでなく、児童心理学や法律などについても学び、第一線で活躍できる人材を輩出することを目的とした資格です。

NPO法人日本食育協会とは

2005年3月に開催された第1回食育シンポジウムから始まったのがNPO法人日本食育協会です。シンポジウム前後より始まっていた食育指導士育成講習会の加えて、2005年7月には上級食育指導士の講習会も開催し、現在までに1万人以上の食育指導士の認定を行っています。設立の目的は、食育に関する知識の普及と健康な社会をつくること。対象は、子どもや保護者だけに留まらず、あらゆる世代に向けられています。

NPO法人日本食育協会は、未来を担う子ども達やその保護者、日本経済を担う成人に対し、「食」の啓蒙活動及び「食育」に関する知識の普及活動を行い、健康な社会の基盤づくりに寄与することを目的とし、設立されました。
◆引用元:NPO法人日本食育協会

食育指導士の資格取得方法・費用・期間など

食育指導士の資格取得方法
食育指導士の資格取得にあたり、気になる費用や期間をまとめました。

食育指導士
□ 受講に必要な条件:18歳以上(高校生不可)で協会の主旨に賛同できる方
□ 受講費用:非会員10,000円(税込)/既会員6,500円(税込)/新会員9,500円(税込)
□ 受講期間:1日
□ 学習スタイル:講習会参加
□ 取得できる資格名:食育指導士
□ 食育指導士の更新:年会費2年分+更新料7,000円
上級食育指導士
□ 受講に必要な条件:食育指導士資格保持者
□ 受講費用:公式サイトに記載なし
□ 受講期間:5日間
□ 学習スタイル:講習会参加
□ 取得できる資格名:食育指導士
NPO法人日本食育協会会員
□ 登録に必要な条件:18歳以上(高校生不可)
□ 登録費用:会費3,000円(2年分)+食育指導士講習費6,500円(会員割引額)
□ 特典:講習費の割引・オフィシャルバッチ進呈・機関紙無料・イベント優待など

食育指導士の試験

食育指導士の試験
食育指導士資格の試験は、講習会の最後に行われます。30分間の試験で合格すると認定書とIDカードが発行されます。過去問題はとくになく、テキストは事前に500円を支払うことで郵送してもらうことも、講習会当日に受け取ることも可能です。
試験内容については公式に発表されている情報は少ないため、実際に試験を受けた方のブログから一部を抜粋してご紹介します。

当日にテキストをもらった人は講習を聞いていただけでは点数は取れないだろうな。点数とか、試験とかそれはともかくとして、講習自体はとても価値あるものだった。(中略)試験に臨む際は当日テキストをもらうのではなく、先に送ってもらうほうがいいだろう。そしてあの内容の崩れた雰囲気に惑わされず、まじめな数字や化学式などにきちんと目を向けて、学問的な部分はきちんと覚えておくことが試験をクリアーするコツだろう。問題数は30問。資料閲覧不可。試験時間は30分。マークシートではない。選択式。
◆引用元:食育指導士試験 | どこまでいける?!健康のエキスパート

★ テスト ★ 30問4択。30分。(中略)事前にテキストを送付してもらい読んでおくか、講習中に各自で勝手に読むか、昼休みに読まないとダメ!帰りに、合格点を聞いたら60点(18/30)と言っていた。合格点が70点なら、恐らく撃沈でした。。。60点なら、滑り込みセーフ!って感じですかねぇ。*落ちても1回だけ無料で再受験できるシステム。確かに、常識で分る問題も多いし、4択の60点合格なら、普段、食に関わる仕事をしていれば問題ないと思う。しかし、個人で予備知識もなく受けただけでは・・・(終了間際に教室に残っていた人数の事等も考えると)全員合格ではなく、数人は落ちてると思います。
◆引用元:食育指導士 講習会( NPO法人 日本食育協会主催 )|生涯学割 ☆ 一生涯資格道( ひとりキッザニア )

食育指導士の試験は、講習を受けただけで簡単に受かるものではなく、事前にしっかりテキストを読んでおくことが大切なようです。なるべく講習当日までにテキストを郵送してもらい、試験対策をしておきたいですね。

食育指導士の仕事内容

食育指導士の仕事内容
「食育指導士の資格を取れば、○○で働ける」といった具体的な仕事はとくにありません。栄養士・管理栄養士・調理師などとは異なる民間資格であるため、食育指導士の資格だけでの求人は、基本的にはないと思っておいたほうがよいでしょう。

保育士や栄養士のスキルアップに

そのため、保育士栄養士の方が補助的な資格として取得して、食育を広めていくのがオススメです。介護施設や医療機関などに勤めている(これから勤める)方も、食育指導士の資格を有効活用できるでしょう。ボランティアとして食育を広めていくことも可能です。

食育の指導、普及、啓蒙活動に

仕事への活かし方としては、子どもたちへの食育指導高齢者の食事ケア保護者への食育普及活動などが考えられます。こうした活動を行える場所がある、または今後活動を行っていきたいという方にとっても、食育指導士は有効な資格です。また、専門性を高めて食育の啓蒙活動をメインに行いたい方は、上級食育指導士の取得を目指す道も。

その他の食育資格

食育資格は、目的・学べる範囲などによってたくさんの資格があります。
あなたにピッタリの資格講座を探してみてくださいね。

学びやすい食育資格4選-試験の難易度は?どんな仕事に就ける?

2016.05.26

まとめ

食育指導士資格まとめ
食育指導士は、食に関する正しい知識を身につけ食育を広めていくことができる資格です。仕事のスキルアップを目指す保育士、栄養士、介護職の方はもちろん、家族の健康を支える主婦の方も、毎日の食事作りで活かしていけるでしょう。食と健康について学びたい方は、ぜひ受講を考えてみてください。

今回ご紹介した「食育指導士」の他、食育に関する資格講座を多数掲載しています。気になる講座は無料で一括資料請求できますので、取り寄せてみて検討してみてくださいね。

参考サイト

http://www.syokuiku-kyoukai.jp/guidance/
http://asunoadvisor.jugem.jp/?eid=175
http://ameblo.jp/shikakudou/entry-11612181471.html

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