タイトルを見て「折り紙の資格があるの?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。折り紙は日本が誇るべき伝統遊びのひとつです。時代の流れと共に忘れられてしまう伝統遊びも存在しますが、折り紙は誰もが遊んだ経験があると思います。保育園や幼稚園の遊びや制作でも大活躍ですよね。
今回は、今見直されている折り紙の魅力、折り紙の資格とその取得方法、資格取得後の仕事への活かし方をご紹介します。
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そもそも折り紙の魅力って一体何?
まずは折り紙の魅力を改めてあげてみます。ただ紙を折って遊ぶだけの作業にも思えますが、なぜ今も支持され続けていて、資格まで存在しているのでしょう。
折り紙には歴史がある
折り紙の魅力は前述した通り、古来より代々受け継がれてきた伝統文化という点にあります。日本には「和紙」という、折り曲げても頑丈で美しい紙が存在したことから折り紙が発展しました。現代から約600年以上も昔の室町時代には、折り紙は供物や神事のための飾りとして用いられていたといわれています。
折り紙は脳を活性化する
折り紙は単純な趣味や遊びとしてだけではなく、手を細かく動かすことによる脳の活性化という点でも注目が集まっています。
東北大学未来科学技術共同研究センターで行われた研究により、手を使って何かを作る創造的な行為が、子どもや高齢者の脳を活性化することがわかりました。
興味深かったのは、「そろばん」とか、「写経」「わらじを編む」など昔からある用具を使った作業や、手を使って何かを作ろうとする創造的な行為、例えば、編物をするとか、折り紙を折るなどの行為で大変、脳が活性化されたのです。
◆引用元:学研教育総合研究所
実際に、折り紙は教育分野や医療分野(リハビリテーション効果など)でも活用されています。
折り紙ですが、驚くかと思いますが実際のリハビリに活用するんです。(中略)・手の感覚や動きをよくするリハビリ・折り紙を行っている姿勢(座っている姿勢)のリハビリ・心を落ち着かせる(動作に熱中してもらう)リハビリ・手順を踏まえることで考えるというリハビリ などこれのほかにも様々な要素が含まれています。
◆引用元:オヤミル
折り紙は国境を越える
折り紙は世界中で「ORIGAMI」という世界共通語として広がってきています。一枚の紙から、色とりどりの動物・植物・乗り物などさまざまなものを生み出す折り紙の魅力は、世界の人々をも魅了しているのです。
「折紙講師養成講座」の他、遊びや制作・レクリエーションに役立つ資格講座は、以下より詳細が確認でき、無料で資料請求もできます。
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折り紙の資格「折紙講師」とは?仕事に活かせる?
一般社団法人日本折紙協会が公認する「折紙講師」の資格を取得すれば、さまざまなシーンで活かせます。具体的な仕事への活かし方を見てみましょう。
折紙講師とは?
折紙講師とは、一般社団法人日本折紙協会が認定する民間資格。伝承折り紙・創作折り紙の技法をマスターし、折り紙の素晴らしさを伝え広めていくための資格です。親子で折り紙の楽しさを感じてもらうことや、子どもの想像力を育てることにも役立ちます。
折紙講師の資格を取得した後は、保育園、幼稚園、児童館、介護福祉施設、医療機関などで活躍できます。さらには、日本国内だけではなく海外で折り紙の普及や指導に携わる道もあります。
保育・教育・介護・医療の現場で活かせる
とくに、以下の資格を既に持っている方が折紙講師の資格を併せて取得すれば、現場ですぐに役立てる機会があるでしょう。
保育士
幼稚園教諭
介護福祉士
作業療法士
保育・幼児教育の現場で遊びや制作に取り入れたり、介護・医療現場ではリハビリテーションやレクリエーション、高齢者の認知機能の維持に活かしたりできます。折紙講師の資格を持つことで、就職活動の際に特技としてPRしても良いでしょう。
折り紙教室を開く
折紙講師の資格取得後は、折り紙教室を開く道もあります。英語が得意な方の場合、世界の交流イベントなどの際に折り紙教室を開いて世界中の人々と日本人の交流を深めることに携わることができます。日本折紙協会では、「世界のおりがみ展」を全国で開催しています。その際に折り紙教室やイベント、カルチャー教室の講師として派遣してもらう機会もあります。
折紙講師からステップアップも可能
折紙講師の認定後に折紙シンポジウムや講師勉強会、講師講習会に参加し専門知識を習得して研修を積むことで、「折紙師範」「上級折紙師範」といった、さらに上位の資格を目指すこともできます。「折紙師範」「上級折紙師範」の資格を取得すれば、活躍の場が広がるでしょう。
ウーモアでは、折紙創作家の青柳祥子さんにインタビューしました。
「折紙創作家とはどんな仕事?」ということをお聞きしています。
折紙講師の資格取得方法
折紙講師の資格の取得方法を見ていきましょう。ここでは、独学の場合と通信講座を受講する2つの場合について紹介します。
折紙講師の資格取得方法(独学の場合)
まずは日本折紙協会の会員になる必要があります。日本折紙協会は、1973年に日本の折り紙を伝承・発展させて国内、海外に普及することを目的に創設された協会で、会員数は2015年7月時点で約10,000人です。「月刊おりがみ」の定期購読者が会員とみなされ、定期購読費は以下の通りです。
1年分(12冊) 9,000円 (送料・税込)
2年分(24冊)17,500円 (送料・税込)
3年分(36冊)26,000円 (送料・税込)
※ お申し込み後の中途解約はできません。ご了承ください。
◆引用元:日本折紙協会 会員募集
- 折紙講師の資格取得費用・期間など(独学)
-
□ 必要な条件:日本折紙協会の会員であり、16歳以上であること
□ 費用:22,680円(テキスト定価税込1,080円+講師申請料3,240円+申請料2,160円+講師認定登録料:16,200円)
□ 期間:期限なし
□ 学習スタイル:独学
□ 取得できる資格名:折紙講師
日本折紙協会発行の書籍「おりがみ4か国語テキスト100」(定価税込1,080円、日本折紙協会サイト内だけではなくアマゾンなどでも購入できます)に収録されている、約100点全ての作品を作成して折紙協会に送ります。作品内容が審査され、合格すれば講師認定通知書が送付されます。
折紙講師の資格取得方法(通信講座で取得する場合)
独学以外にも、通信講座で折紙講師の資格取得を目指すこともできます。たとえば、ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」が、株式会社日本ヴォーグ社との提携講座として展開する「折紙講師養成講座」があります。ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」の「折紙講師養成講座」詳細は、以下の通りです。
- 折紙講師の資格取得費用・期間など(通信講座)
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□ 受講に必要な条件:小学校3年生以上から受講可能。「折紙講師」資格の申請は16歳以上。
□ 受講費用:24,000円(税込)
□ 受講期間:標準学習期間6ヶ月、在籍期間12ヶ月
□ 学習スタイル:通信
□ 取得できる資格名:折紙講師
□ 資格認定後に必要な費用:認定登録料10,800円(税込)※学生の場合は5,400円(税込)。日本折紙協会購読会員費9,000円(年間:税込)
テキスト内の作品を提出し、正しく折れていれば、「講座修了証」が発行されます。講座修了証を取得して1年以内に講師認定登録を申請すれば、折紙講師の資格がもらえます。ただし、講師認定登録には日本折紙協会の会員であることが条件です。
こちらの通信講座なら、添削や質問サポートに加えて、立体的な動きが分かりやすいDVDも付いているので、折り紙初心者や苦手な方は講座受講が資格取得の近道と言えるでしょう。
おわりに
折り紙は、歴史・趣味・教育・文化・医療などさまざまな意義があり、非常に奥深い日本の価値ある伝統文化です。この折り紙の普及に携われる折紙講師は、非常に価値のある資格・仕事ではないでしょうか。
保育・幼児教育・医療・介護分野のお仕事をしている方が仕事に活かすのはもちろん、子育て中の方がお子さんとのコミュニケーションに折り紙を役立てても楽しそうですね。新しい趣味・特技を探している方にもぴったりです。ぜひ資格取得や講座の受講を考えてみてください。
「折紙講師養成講座」の他、遊びや制作・レクリエーションに役立つ資格講座は、以下より詳細が確認でき、無料で資料請求もできます。
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参考サイト
https://www.origami-noa.jp/日本折紙協会について/講師資格-級制度/
http://school.nihonvogue.co.jp/tsushin/detail/origami/
http://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/brain/brain_imaging/index.html
https://www.oyamiru.com/post/read/43
http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/manabi/japanese_070608_4.html