「食の智恵」を示す「食学」を学ぶことができる、たのまなの「食学A級プログラム」は、入門過程で知識を習得することで専門課程の「準食学士対応プログラム」への道が拓けます。スモールステップで着実に知識を吸収するだけではなく、実習カリキュラムで生涯のスキルを身に着け、ビジネスやライフワークに役立てることができる資格です。
今回は、「食学A級プログラム」の魅力と、上級資格である「食学S級プログラム」やそれらの資格を活かせる講師への道をご紹介します。
食学A級プログラムとは
たのまながIFCA国際食学協会と連携した通信講座で、食に関する知識や技術を学ぶことができるプログラムです。
国際食学協会(IFCA)とは
2005年、日本では国家レベルでの食の改善をテーマに掲げた「食育基本法」が成立しました。IFCA国際食学協会は、食育・食養・食学を普及するとともに、関心を持つ消費者に対して学習プログラムを提供しています。
食学A級プログラム
食学A級プログラムは、理論と実践に分かれています。
理論カリキュラムの特徴
理論カリキュラムは「LTAプログラム」に基づき、解答を創造する力を養うことができるよう設計されています。「食学とはなにか」という基本から始まり、さまざまな食材や適切な食事の量、そして「食」とエコロジーなどの12からなる理論カリキュラムを学んでいきます。
実習プログラムの特徴
実習のプログラムでは、生涯にわたって活かせるスキルを身に着けることができるよう、オリジナルの実習カリキュラムを使用し、春夏秋冬の旬の素材を使用したメニューを学ぶことができます。実例を数多くこなせるように、自宅や職場のキッチンなどでメニューを再現することができる実習カリキュラムで、知識だけではなく技能を習得することができます。
- 食学A級プログラム講座概要
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□ 受講に必要な条件(受験資格):記載なし
□ 受講費用:一括払い248,400円(税込)/分割払い対応可能 ※別途受験料10,800円(税込)が必要
□ 受講期間:標準学習期間/12ヶ月
□ 学習スタイル:通信
□ 取得できる資格名:食学A級
ひとつのカリキュラムごとに理論と実習がセットになっており、添削は12回行われ、5段階で評定がつきます。
カリキュラムが終了すると、「修了証書」が発行されます。それにより「食学A級」の検定試験を受験できるようになります。試験は在宅にて受験可能です。合格した後に、IFCA会員の申請・登録を行うと、資格証明書が授与されます。検定試験の受験資格は「18歳以上」となりますので注意が必要です。
つまり、受講を終了すると修了証が発行されますが、資格を取得するにはIFCAの認定試験を受ける必要があるのです。
IFCA個人会員について
個人会員の場合のIFCA会員登録制度は、以下の費用が掛かります。
入会金:10,800円(税込)
年会費:25,920円(税込)
資格取得を目指している方は、講座の費用だけではなく、これらの費用も用意しておきましょう。
個人会員になると会報誌の購読だけではなく、各種イベントやセミナーなどの案内や、協賛各社における有機栽培食品などの優待・割引購入制度、そして非公開・公開求人の紹介やマッチングサービスなどを受けることができます。また、独立・開業相談や金融機関の紹介、福利厚生サービスの割引提供など、多彩な支援制度が提供されています。
食学S級プログラムとは
食学A級を習得すると、食学S級プログラムを受講することがが可能です。食学S級はA級同様に12のカリキュラムで形成されており、日本料理と作法や旬の食材の力、そして「食」と安全の知識などを学びながら、実習カリキュラムで旬のレシピを習得します。
- 食学S級プログラム講座概要
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□ 受講に必要な条件(受験資格):「食学A級プログラム」合格者
□ 受講費用:一括払い248,400円(税込)/分割払い対応可能 ※別途受験料10,800円(税込)が必要
□ 受講期間:標準学習期間/12ヶ月
□ 学習スタイル:通信
□ 取得できる資格名:食学S級
※「食学S級プログラム」の検定試験合格者は、すでにIFCA会員に登録済みなので、資格証明書の発行を受ける際にも入会金・年会費は掛かりません。
さらに上を目指すことも可能
食学S級プログラムを受け、資格を取得することで「準食学士」が授与されます。準食学士認定手続きには、手続き料が2,100円(税込)掛かります。さらに「食学指導者養成プログラム」や、「食学士」などの選択肢が広がるようになり、加盟校や加盟教室オーナーなどの道が拓けます。
ただし、加盟校や加盟教室のオーナーになるためには、「成人で5年以上の社会生活を経た方」という条件がありますので、オーナーに興味がある方は注意が必要です。
ご紹介したたのまなの通信講座では、受講期間は1年間と定められていますが、期間内に受講を終了できない場合、1年間に限って無料延長が可能です。つまり、最大で2年間のサポートを受けることができます。
開講のためのバックアップ体制
開講の際には有料でトータルコンサルティングをしてくれる提携パートナーの紹介など、バックアップも行ってくれます。また、講師を雇用したい場合には、各レベルの有資格者の紹介を受けることも可能です。企業をお考えの方にはうれしいバックアップ制度といえますね。
どんな人が活躍しているの?
実際に食学士・準食学士として活動をしている方は多くいらっしゃいます。
例えば、「マクロビオティック屋 たね」の代表である佐藤さんは、栄養士や食育インストラクターなどの食に関する資格を取得しており、準食学士の資格を活かして資格取得講座を開設しています。
講師 「マクロビオティック屋 たね」 代表:佐藤 美菜子栄養士、リマクッキングスクール師範科卒、マクロビオティックトータルライフアドバイザー上級終了、
マクロビオティックスイーツパティシエ、食育インストラクター、準食学士
◆引用元:マクロビオティック屋 たね(現在ページが閲覧できなくなっています)
このように、食学に関連する資格を取得するだけではなく、「食」に関する資格をダブル・トリプルで取得することで、学びを深め専門性を高めて活躍のフィールドを広げられるようになります。
その他の食育資格
食育資格は、目的・学べる範囲などによってたくさんの資格があります。
あなたにピッタリの資格講座を探してみてくださいね。
まとめ
食に関する正しい知識や技術を習得したい方から、食のスペシャリストを目指したい方まで、幅広い人にピッタリなたのまなの食学A級プログラム講座。食に関する資格を取得したい方はぜひチェックしてみてください。
「食学A級プログラム」に興味を持った方は、以下より詳細が確認でき、無料で資料請求もできます。
参考サイト
たのまな 「食学A級プログラム/食学S級プログラム」(2017年7月21日,http://www.tanomana.com/product/jobchange/1161T045.html)
国際食学協会「よくある質問」(2017年7月21日,http://www.shokugaku.net/qa/index.php?eid=00004)