チャイルドカウンセラーを仕事に!気になる給料・平均年収

チャイルドマインダー、放課後児童支援員、乳幼児食指導士養成通信講座。昨今は保育に関する様々な資格・仕事が注目を集めていますよね。親子の心のケアを行う「チャイルドカウンセラー」も、注目度が上がりつつある仕事のひとつ。このページでは、チャイルドカウンセラーの給料や平均年収についてご紹介します。チャイルドカウンセラーとして活躍してみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

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チャイルドカウンセラーの資格とは?

チャイルドカウンセラーの資格
まず、チャイルドカウンセラーについて簡単にご説明します。チャイルドカウンセラーとは、家庭や学校生活について悩んでいる子どもや、子育て中の親世代のサポートを行うスペシャリスト。一般財団法人「日本能力開発推進協会(JADP)」が認定している民間資格「チャイルドカウンセラー資格」を取得し、チャイルドカウンセリングに関する知識を有している点も特徴といえます。
チャイルドカウンセラーの概要や、資格内容についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

チャイルドカウンセラーになろう!~試験の難易度・合格率~

2016年6月6日

チャイルドカウンセラーの給料・平均年収

チャイルドカウンセラーの給料
チャイルドカウンセラーの給料・年収は、就業先や雇用形態に準じます。働き方によって収入額が変わるため、一概に「給料はいくら」「年収はいくら」と言いにくいのが現状です。たとえば、民間企業のカウンセラーとして勤務した場合は、月収20万円前後、年収200~400万円ほどが平均値です。
フリーのチャイルドカウンセラーとして働く道もあります。その場合は、カウンセリング料や講演料、テレビ出演料などが収入源となります。確かなカウンセリングスキルと知名度、営業力を身に着けれられれば、収入の大幅アップも見込めるでしょう。

学校のスクールカウンセラーとして勤務する場合は、時給3000円~5000円、年収300~400万円程度が平均といえます。スクールカウンセラーは非常勤職員として雇用されるケースが多いため、複数の学校を掛け持ちすることによって収入をあげる人も。

公立・私立学校のスクールカウンセラーとして働くためには、より専門性の高い資格(臨床心理士)が必要です。チャイルドカウンセラーなどの民間資格のみでスクールカウンセラーとして働く場合は、フリースクールや児童福祉施設が勤務先となるケースが一般的になります。

チャイルドカウンセラーのキャリアプラン

チャイルドカウンセラーのキャリアプラン
チャイルドカウンセラーのキャリアプランとしては、以下のような流れが一般的です。

1.児童心理やカウンセリング方法などの専門知識を学ぶ

まず大学・大学院・心理系の専門学校などに入学し、児童心理やカウンセリングに関する専門知識を学びます。社会人になってからカウンセラーに転職する場合は、心理系の民間資格(産業心理カウンセラー資格・上級心理カウンセラー資格・チャイルドカウンセラー資格等)の通信・通学講座を受けるなどして、専門知識を身につける人が多いです。

2.実務経験を積む

専門知識を習得した後は、カウンセラーとしての経験を積みます。最初はカウンセリングサービス運営会社や児童福祉施設のスタッフとして働き、ゆくゆくは自宅などにてカウンセリングサロンを開業するという流れが一般的です。

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チャイルドカウンセラー資格の活かし方

チャイルドカウンセラー資格の活かし方

子どもと関わる仕事に活かす

チャイルドカウンセラーの知識を「子どもとの接点が多い仕事」に活かすという方法もあります。例としては、保育士幼稚園教諭塾講師ピアノの先生などがあげられます。
チャイルドカウンセリングの知識があれば、子どもの悩みに触れた時に慌てずに対処することが可能です。職場で子どもと関わりながら、児童心理やカウンセリングに関する知識を深めていき、十分な経験を積んだ後にチャイルドカウンセラーに転身することも、ひとつのキャリアプランといえます。
その他、自宅にてメールカウンセリング・電話カウンセリングを行う在宅カウンセラーとして経験を積むケースもあります。ライフスタイルにあわせて様々な働き方ができるので、「どんな経験を持ったチャイルドカウンセラーになりたいか」をあらかじめ考えておくことがポイントです。

ボランティア活動に参加する

「今困っている子の助けになりたい」という人は、ボランティア活動に参加するという選択肢もあります。
ボランティア活動の例としては、チャイルドライン相談員(子ども向けの電話相談窓口)や、保育園・幼稚園のボランティアスタッフフリースクールスタッフ(学校に行けない子を受け入れる教育機関のボランティア員)などがあげられます。ボランティア活動に際して、事前研修を行う団体もあるので、実務経験を積むきっかけにもなるでしょう。

カウンセラーに「経験」が求められる理由

チャイルドカウンセラーは経験必須?
カウンセラー求人の応募条件を見てみると、実務経験者を求める企業が多くあります。高難易度の資格所持者(臨床心理士など)はもちろん優遇されますが、資格に加えて「○年以上のカウンセリング経験」を条件とするケースが一般的です。
なぜ、カウンセラーは経験が重視されるのでしょうか。
それは、カウンセラーは単なる相談役ではないからです。時にカウンセラーは、自殺願望や他殺願望がある人から相談を受けることがあります。「他人の生死に関わる人」だからこそ、カウンセラーには深い専門知識と豊富な経験が求められるといえるでしょう。
「自分はどんなチャイルドカウンセラーになりたいのか」「どのように子どもと親世代をサポートしていきたいのか」を考え、キャリアを積んでいくことが大切です。
もちろん、誰でも最初は未経験・初心者です。将来的にチャイルドカウンセラーとして身を立てたい方は、就職支援が充実しているスクール・講座を選びましょう。未経験OKの求人と出会えるチャンスが広がります。

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チャイルドカウンセラーで高収入を目指すには?

チャイルドカウンセラーで高収入を目指す
チャイルドカウンセラーとして高収入を目指すには、以下のような方法があります。

1.開業する

自宅やレンタルオフィスにてカウンセリングサロンを開き、収入を得る方法です。サロンの立地選びやカウンセリング料金の設定など、開業に際して様々な準備が必要となりますが、顧客数に応じて高収入を得やすい点がメリットです。

2.講演活動を行う

チャイルドカウンセラーとして講演活動を行い、収入を得る方法です。講演料は、当人の知名度や経歴に応じて変動するため、1回あたり数万円~数十万円と幅があります。
カウンセラーとしての知名度をあげるには、インターネット上にてオンラインカウンセリングを行ったり、自宅で開業したりなど、カウンセラーとしての実績を積んでいくことがポイントです。

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まとめ

チャイルドカウンセラーまとめ
チャイルドカウンセラーの給料や平均年収についてご紹介しました。多くの子どもは、学校と家庭という狭い世界で生きています。その狭い世界に問題を抱えると、自分を追いつめがち。友人関係や家庭環境に悩んだ末の自殺や殺傷事件も珍しくありません。そんな子たちにとってカウンセラーは、客観的な第三者という立場で手を差し伸べられる存在。あなたも、チャイルドカウンセリングを学んで、悩める子どもとその家族を支えられる人になってみませんか?

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参考URL

http://www.c-c-j.com/new_p/course/01_child_syn/
http://www.c-c-j.com/new_p/course/01_child/what.shtml

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