マクロビオティックとは、簡単にいうと主食を玄米にし、副食を野菜・漬物・乾物などを中心に食生活をベースに食材や調理法を考えよう、という食の哲学・学術です。
食生活の改善や健康法に取り入れられるのはもちろん、美容やダイエットにも効果的!
今回はそんなマクロビオティックに関する資格について、とくに有名なものを3つご紹介しましょう。
目次
マクロビオティックセラピスト
マクロビオティックセラピストは、一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定している資格です。
通信講座なので、自分のペースで学習ができるところが特徴。
カリキュラム終了後は、随時在宅で検定を受けることができます。
子育て中の主婦や、仕事をしながらスキルアップを目指す社会人など、外出が難しい人や、まとまった時間が取りにくい方にも挑戦しやすい資格です。
マクロビオティックセラピストの特徴
カリキュラムでは基礎知識はもちろんのこと、病気や美容との関係性、栄養学、各食材がもたらす効能など、総合的な知識と、調理技術を学べます。
教材にはテキストやレシピ集だけでなく、DVDも含まれます。
食材の洗い方や切り方、調理の仕方までがまるっと収録されているので、初心者でもチャレンジしやすいのも魅力。
実際に教材を見てから受講を決められるのところも安心ですね。
- マクロビオティックセラピスト資格取得講座
-
□ 受講に必要な条件(カリキュラム受講資格):とくになし
□ 受講費用:受講料48,000円(税別)/検定料5,600円(税込)※2017年9月時点
□ 受講期間:4か月
□ 学習スタイル:通信
□ 取得できる資格名:マクロビオティックセラピスト
カリキュラムを修了する時には、自宅で好きな時間に試験を受けられます。
しかも、試験はテキストを見ながらでOK!なんとも嬉しい条件。
マクロビオティック検定A級・S級
マクロビオティック検定A級は入門課程、S級は専門課程を学ぶマクロビオティックの資格です。
IFCA(国際食学協会)の国際マクロビオティックアカデミーが認定しています。
マクロビオティックの初心者から、知識をより深めたい人まで、幅広く知識や技能を学べます。
将来独立して、飲食店を経営したい!
そんな進路も視野に入れている方は、S級の取得も考えてみてもいいかもしれませんね。
マクロビオティック検定A級・S級の特徴
もし期間内に終了ができなくても、1年単位で無料での延長することも可能!
例として、1回3時間半のカリキュラムを月1、2回で通学した場合、6ヶ月間で資格が取れるとされています。
開催場所となっているスクールによっては通信講座を行なっている場合もあるので、問い合わせてみるといいでしょう。
受講の期間中はFAXやメール、郵送での質問、東京校で開催されるスクーリングが無料になるなど、サポートが手厚いところも魅力!
なお、A級・S級ともに在宅で受験することも可能です。
- マクロビオティックA級
-
□ 受講に必要な条件(受験資格):18歳以上であること
□ 受講費用:230,000 円(税抜)・入学金10,000 円(税抜)・教材費70,000(税抜)(※2017年9月時点)
□ 受講期間:1年間(受講スクールにより)
□ 学習スタイル:通学(場合により通信もあり)
□ 取得できる資格名:マクロビオティックA級
マクロビオティックA級は、理論と実習の25個のカリキュラムでマクロビオティックについて学べる点が特徴でしょう。
基礎カリキュラムでは、食材の特徴や調理の基本などをレッスン。
ゆくゆくはs級プログラムの取得を目指してレベルアップをはかることも!
- マクロビオティックS級
-
□ 受講に必要な条件(受験資格):マクロビオティック A 級、他IFCAのいずれかのA級検定試験に合格した者、かつIFCA会員として登録された者
□ 受講費用:230,000 円(税抜/教材費80,000 円(税抜)/受講料150,000 円(税抜き)(要入会金・年会費) (※2017年9月時点)
□ 受講期間:1年間(受講スクールによる)
□ 学習スタイル:通学(場合により通信もあり)
□ 取得できる資格名:マクロビオティックS級
る/dd>
栄養士や管理栄養士を始めとして、“食”に関係する職業に就いている人。
更に、医師や看護師、薬剤師、調理師、IFCAが定めた“食”と関連する資格をお持ちの方ならば、S級から受講することもできます。
ただし、A級検定の合格書とIFCA会員登録が受験の条件です。
カリキュラムは理論と実習合わせて24個あります。
A級よりも詳しく、実践的にマクロビオティックを学ぶことができます。
ウーモアに掲載中の「食学A級プログラム」では、こちらのマクロビオティックA級・S級について学べるコースもあります!
気になる方は、一度詳細を見てみてくださいね。
クシマクロビオティックス・コンシェルジュ
最短で2日間、全10時間のカリキュラムで取得可能という手軽さで人気なのが、クシマクロビオティックス・コンシェルジュです。
「今すぐマクロビオティックの資格が欲しい!」という場合にはとくにオススメ!
クシマクロビオティックス・コンシェルジュの特徴
世界的にもマクロビオティックの師として知られる、久司道夫が代表を務めるKMI(Kushi Macrobiotics International)が認定する資格です。
受講者は、クシマクロビオティックと呼ばれる公式プログラムで基礎理論を学びます。
このプログラムは、自身のマクロビオティックへの理解だけではなく、マクロビオティックを正しく伝え広めるための案内人(コンシェルジュ)として、社会全体の健康増進に貢献することを目的としています。
マクロビオティック資格の中では珍しく、基礎理論に集中したプログラムで、資格取得にあたって料理による実践の必要はありません。
各地のヒューマンアカデミー校をはじめとし、関東、関西やその他地域でも受講が可能です。
日程やお申込みの情報は公式サイトに掲載されており、都度確認することができます。
- クシマクロビオティックス・コンシェルジュ養成講座
-
□ 受講に必要な条件(受験資格):とくになし
□ 受講費用:108,000円(税込)/検定受験料 16,000円/認定料 20,000円/登録料 12,000円(※2017年9月時点)
※次年以降、更新料・年会費として10,000円(任意)があり。
□ 受講期間:2日間(10時間)
□ 学習スタイル:通学
□ 取得できる資格名:クシマクロビオティックス・コンシェルジュ
受験資格はとくになく、“食”やマクロビオティックスに関心があれば、国籍や年齢、性別、職業経験、学歴などは一切問われません。
計10時間の講義の後、受験をし、100点満点中80点以上が合格となります。
合格者には後日認定証が授与されます。
オーガニックのカフェやマクロビカフェなど、提携している飲食店で認定バッチを提示すると、優待特典として割引を受けられるサービスもあり、資格の認知度は高めとなっています。
マクロビオティックの概要について
マクロビオティックの歴史や特徴について今一度知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
また、こちらの記事では「マクロビオティック」をはじめとして、健康はもちろん美容も「食」から整えたい方に向けて、美容と健康に役立つ資格をまとめました。
ウーモアでも人気の「食育」。食育に関する資格は、学ぶ目的やテーマによってたくさんあります。
食育に興味がある方は、こちらの記事を参考に「自分にピッタリ」な資格講座を探してみては?
まとめ
マクロビオティックの資格を取得できる講座について、有名どころを3つご紹介しました。
資格取得までの期間が最短で2日のものから最長で1年だったりと、それぞれ講座の特徴は違うもの。
通信がいいのか、通学がいいのか?
費用はなるべく抑えたいのか。
それとも費用も期間もかかってもいいから、しっかり着実に学びたい!など、あなたに合った講座を選ぶことがあなたにとって一番良い選択になるでしょう。
マクロビオティックのプロになって、健康、美容、スキルアップ、転職などに役立てたい方は、挑戦してみてはいかが?
資料は【無料】でご送付いたします♪
気になる資格講座があった方は、お気軽にウーモア編集部までお問い合わせくださいませ。
参考サイト
クシマクロビオティックス・コンシェルジュ(2017年9月29日,http://www.kushi-mc.net/)
一般財団法人日本能力開発推進協会ホームページ「マクロビオティックセラピスト」(2017年9月29日,http://www.jadp-society.or.jp/course/macrobiotic/)
国際食学協会「マクロビオティックA級プログラムの資格取得について」(2017年9月29日,http://www.shokugaku.net/hazimete/macro_kentei.php)