保育の現場で役立つ制作・遊びの資格取得でスキルアップ!

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保育の現場で日常的に行われている“制作”や“遊び”ですが、「次はどんなことをしよう・・・」と悩むことはありませんか?

「制作が得意」
「いろいろな遊びを展開できる」

といえる資格の取得は、保育計画を立てるときにも役立ち、スキルアップにもつながります。

保育園での制作・遊びに求められていることの本質を改めて確認しながら、保育士にプラスして資格を取得するメリットや実際に役立つオススメ資格情報までご紹介します!

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保育園での制作・遊びに求められることとは

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保育園は、保育に欠ける子どもを預かり、生活をする場です。

各園によって保育方針や日々の保育内容は異なりますが、どの園でも一人ひとりの発達段階に合わせた活動をして過ごしています。

そんな生活の場での“制作”や“遊び”は、さまざまな目的や意味が込められている活動です。

制作や遊びの内容を計画するときに「何をしよう」と迷ったときには、制作や遊びに求められていることを考え、原点に立ち返るようにすると「今、やっておきたいこと」が見えてきます。

それぞれの本質をここでも確認しておきましょう。

保育園での制作活動に求められていること

保育園での制作活動は、保育所保育指針の第3章保育の内容における「表現」の中で記載されているねらいや内容に則って行うのが基本となります。

指針に書かれている内容を基にまとめた、保育園での制作活動に求められている5つのポイントがこちらです。

手先の巧緻性(こうちせい:器用さ、細かな作業ができること)を育む

制作を通して自己表現ができるようになる

さまざまな素材や用具に親しみ工夫して遊べるようになる

季節に合わせた制作を行うことで、四季の移ろいを感じ、日本の伝統行事や慣習を知り取り入れられるようになる

行事を楽しみにする気持ちを育てる(行事後に思い出して楽しかった気持ちを表現できるようになる)

保育園での遊びに求められていること

保育園に限らず、子どもの遊びは、さまざまな意味をもち、心身の発達にとって重要な役割を果たしているものです。

保育所保育指針の保育の内容のなかでも、多岐にわたる分野で“遊び”について書かれているほど、子どもの発達と“遊び”は切り離せないものとして考えられています。
そんな遊びに求められていることとして下記の5つのポイントを押さえておきましょう。

子どもの知的好奇心を育み伸ばす

さまざまな動きをすることで、身体の発達を促す

細かな作業をすることで巧緻性を育てる

言葉や数字について学ぶ(物の名前を知る・数を数える)

ルールを覚えてみんなで遊ぶ楽しさを知る(協調性や思いやりの心、社会性を育む)

資格を取るメリット

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保育の現場で活用できる制作や遊びに役立つ資格を取るメリットは大きくわけて3つあります。

メリット1:保育計画がスムーズに立てられるようになる

制作や遊びに役立つ資格を取得すると、「保育のなかでやりたいこと」がどんどん出てきたり、「今、子どもたちに必要な制作・遊び」が自然と見えてきたりするようになります。

そのため、保育計画がスムーズに立てられるようになり、「来週は何をしよう」「来月はどうしよう」と悩む時間も少なくなるはずです。

また、悩む時間がなくなる分、準備に時間をかけられるようにもなって、子どもたちにとってよりよい保育環境を提供できることもメリットです。

メリット2:スキルアップでき、自信がつく

保育現場でのスキルの向上は、なかなか目に見える結果として出てこないため、

「今どれだけスキルアップできているのだろう」
「成長できているのかな」

と不安になる方も多くいます。
そのため、資格取得という目に見える結果が伴うスキルアップ方法が、自信をつけるためにもオススメです。

資格取得のための勉強も普段の保育に活かせるため、無駄にはならず、資格が取れれば大きな自信につながります。

メリット3:転職時にも有利になる可能性あり

保育士として転職するときに、制作や遊びに関する資格をもっていると有利になる可能性があります。

「制作が得意です」というだけよりも「◯◯の資格をもっているため、こんな制作活動も行えます」とアピールできたほうが、説得力が増します。

資格を取得するときには、「その資格がどれだけ保育に活用できそうか」「どんな風に保育に展開できるか」を考えて選ぶのがオススメです。

保育の現場で役立つ制作・遊びの資格4選

4選
実際に、保育の現場で役立つ制作や遊びの資格を4つご紹介します。

好きな分野や、反対に苦手なものの資格を取得すると大きなスキルアップにつながります。

ひとつだけでなくいくつも取得するのも一手です。
まずは興味ある資格からチェックしてみましょう。

100均知育インストラクター

100均知育インストラクター
□ 対象者:保育士・幼稚園教員・その他子育てに関わる人

□ 受講費用:30,000円(税込)

□ 受講期間:1回3時間

□ 学習スタイル:通学

□ 取得できる資格名:100均知育インストラクター(一般社団法人家庭教育普及協会認定)

100円均一ショップで手に入る物を使って制作したり遊んだりする方法を学び、インストラクター資格を取得できます。

折紙講師養成講座

折紙講師養成講座
□ 対象者:さまざまな折り方を習得して子育てに活かしたい方など
□ 受講費用:24,000円(税込)
□ 受講期間: 6ヶ月(最長12ヶ月)
□ 学習スタイル:通信
□ 取得できる資格名:折紙講師(一般社団法人日本折紙協会認定)

制作や遊びでも触れる機会の多い折り紙の折り方を100種類以上学び、講師の資格が取得できます。
資格は海外でも活用可能です。

脳育・手遊び歌インストラクター

脳育・手遊び歌インストラクター
□ 対象者:保育士・幼稚園教員・その他子育てに関わる人
□ 受講費用:30,000円(税込)
□ 受講期間:1回3時間
□ 学習スタイル:通学
□ 取得できる資格名:脳育・手遊び歌インストラクター(一般社団法人家庭教育普及協会認定)

手遊びの持ちネタを増やせるだけでなく、その手遊びがどう発達に関わってくるのか、脳育の観点から学んだことを証明できる資格です。

ぬり絵カラーセラピスト養成講座

ぬり絵カラーセラピスト養成講座〈入門コース〉
□ 対象者:メンタルケアの基礎知識を身につけたい方 など
□ 受講費用:26,742円(税込)
□ 受講期間:2ヶ月(最長12ヶ月)
□ 学習スタイル:通信

□ 取得できる資格名:実践コース(要別途費用)まで受講し、所定のスクーリングやレポートを提出するとぬり絵カラーセラピスト1・2級の資格(アート&セラピー色彩心理協会認定)が取得可能

色を楽しみながら、ぬり絵を通してカラーセラピーが学べ、実践コースまでを受講すると資格が取得できます。

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まとめ

まとめ
保育の現場では、制作や遊びは重要な項目であり、子どもの発達に欠かせないものです。

普段の保育や本、研修などでスキルアップを目指すこともできますが、資格を取得すると大きな自信にもつながります。

子どもたちにとっても、理論に基づいた制作活動や遊びを取り入れたり、新しいことに挑戦できたりする環境になるのは、望ましいことです。

気になる資格があった方は、資料を請求して詳しい内容をチェックしてみましょう!

参考サイト

日本ヴォーグ社の通信教育・講座「受講の流れ「ぬり絵カラーセラピスト養成講座」(2017年10月5日,http://school.nihonvogue.co.jp/tsushin/detail/nurietherapist/flow.html#ARTICLETOP)
保育所保育指針(平成20年告示)(2017年10月5日, http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/hoiku04/pdf/hoiku04a.pdf)
保育所保育指針(平成29年告示)(2017年10月5日,http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000160000.pdf)

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