介護福祉士実技試験に受かる!対策&勉強のコツ

介護福祉士の実技試験の出題範囲と試験の概要をご存じでしょうか?

ここでは実技試験に合格するための対策と勉強のコツについて説明していきます!

介護福祉士の実技試験とは

megane

介護福祉士の受験資格を得るためには4つのルートがあります。

●養成施設ルート
●実務経験ルート
●福祉系高校ルート
●経済連携協定(EPA)ルート

「養成施設ルート」「実務経験ルート」で受験資格を得た場合は、筆記試験に合格すれば資格を取得できます。
「福祉系高校ルート」「経済連携協定(EPA)ルート」で受験資格を得た場合は、筆記試験に合格するだけでは資格を取得することができません。
筆記試験に加えて、介護技術講習を受講するか、実技試験に合格する必要があります。

実技試験の詳細

詳細
介護福祉士の実技試験の内容は以下のとおりです。

実技試験の出題範囲

実技試験は「介護等に関する専門的技能」を問われます。
大項目は「介護の原則」「健康状況の把握」「環境整備」「身体介護」の4項目が出題範囲です。

1 介護の原則 ・安全・安楽
・自立支援
・個人の尊厳
2 健康状況の把握 ・利用者の健康状況の把握
・介護者の健康管理
3 環境整備 ・室内環境
・ベッド
4 身体介護 ・体位と体位変換
・移乗動作
・移動・歩行介助
・食事の介助
・排泄の介助
・保清の介助
・衣服の着脱
・整容の介助

過去の問題傾向

実技試験の制限時間は5分です。

ある状況に設定された要介護者に、実際に介助をする課題が出題されます。
要介護者の設定としては体の一部に麻痺があったり、目が見えなかったり、歩行ができないといったものです。

介助の内容は服を着替えさせる、台を使って立ち上がらせる、食事の介助など。

実技試験の合格基準

実技試験の合格基準は以下の通りです。

課題の総得点の60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上の得点の者を実技試験の合格者とする。
◆引用元:社会福祉振興・試験センター「実技試験の合格基準」

実技試験の対策と勉強のコツ

勉強のコツ

実技試験では制限時間内(5分間)に試験官に、いかに正しい技術を持って介護することができるかをアピールしなければなりません。

実技試験の対策

実技試験の対策として、前述した出題基準の4項目、「介護の原則」「健康状況の把握」「環境整備」「身体介護」について細かく理解することが大切です。

介護の原則

介護の原則では、「安全・安楽」「自立支援」「個人の尊厳」が問題の中核です。

転落や転倒の防止ができるか、麻痺側の保護ができるか、意欲の促進ができるか、正しいコミュニケーションがとれるかなどを評価します。

健康状況の把握

健康状況の把握では、利用者の外観や意識を察知したり、感染予防を行ったりできているかを確認します。

環境整備

室内の環境やベッドの状態について問われるのが環境整備です。

ベッドメイキングの技術や換気・温度・湿度管理ができるかなどが評価されます。

身体介護

身体介護では、正しい体位がとれているか。車いすやストレッチャーが正しく使えるかどうか、ベッド上での移動が安全に行えるか、おむつやトイレといった排泄の介助ができるか。

ほかにも衣服の着脱、入浴の介助などが出題基準です。

このような実技試験の出題基準をきちんと把握し、理解しておくことで、問題の予想がつきます。
当日の課題にも冷静に対応することができるのではないでしょうか。

勉強のコツ

課題にはいくつかのクリアすべき項目が散りばめられています。

たとえば、道具を選ぶ場合などに「意思決定は本人に任せているか」、行動を促す前に「きちんと声掛けができているか」、衣類の着脱の際にはタオルを掛けるなどの「プライバシーの配慮ができているか」などです。

課題を見たときにこれらのクリアすべき項目を瞬時に見つけ、正しく実践することが得点を上げる大きなポイントになります。

そのためには、やはりシミュレーションして実際に練習する必要があります。
テキストなどで読んで理解していても実際に実技試験でできるとは限りません。

出題範囲から想定される課題をつくり、実際に家族や友人などに要介護者の役をしてもらい、事前に練習しましょう。

まとめ

お花
介護福祉士の実技試験は筆記試験とは異なり、「実践」する力が試されます。

実技試験の出題基準をきちんと理解・把握した上で、実際に課題をシミュレーションして体を使って練習しましょう。

課題のポイントを瞬時に押さえ、冷静に実践できれば、介護福祉士の実技試験に合格できる可能性を広げられるのではないでしょうか。

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参考サイト

公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験・実技試験の免除について」(2017年11月24日,http://www.sssc.or.jp/kaigo/info_jitsugi.html)
介養協 公益社団法人 日本介護福祉士養成施設協会「介護技術講習会のご案内」(2017年11月24日,http://kaiyokyo.net/kosyukai/index.html)
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験出題基準」(2017年11月24日,http://www.sssc.or.jp/kaigo/kijun/attachment.html#kaigo12)

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