知って安心。ベビーマッサージに使う「オイル」の選び方

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「ベビーマッサージ」には赤ちゃんに安らぎを与え、ママのストレスを和らげてくれる効果があります。

しかし赤ちゃんの皮膚や体は、大人とくらべて非常にデリケートです。

ベビーマッサージを行う際には事前にしっかりとノウハウを学び、事故が起こらないよう注意することがポイントとなります。

今回は、オイルを使ったベビーマッサージの注意点や、実際にマッサージを行う前に知っておきたいことなどについてまとめました。
これからベビーマッサージに挑戦しようとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ベビーマッサージでオイルを使うときに気をつけたいこと

注意

ベビーマッサージで使われるオイルには、赤ちゃんのデリケートな肌を摩擦や乾燥から守る効果があります。

また、マッサージを行うママの手にうるおいを与えてくれるところも魅力のひとつ。
家事などで手が荒れているときでも、オイルを使えば赤ちゃんの肌を傷つけずにマッサージをすることが可能です。

ただ、赤ちゃんの体質によってはオイルが肌にあわないことも十分ありえます。

ベビーマッサージでオイルを使うときは、赤ちゃんの全身につける前に「パッチテスト」を行うことがポイントです。

オイルを赤ちゃんの腕の内側に少量だけつけて、1日ほど時間をあけてみてください。
オイルをつけた部分に、赤みやブツブツがでていなければ問題ないとされています。

「それでも心配」という場合は、2日ほど様子を見てみるとよいでしょう。

オイルを使わないベビーマッサージも検討してみよう

「うちの子は肌が弱いから、オイルを使うのはやっぱり心配・・・」

そんな時は、オイルを使わないマッサージ方法を試すのもひとつの手段です。

たとえば、「一般社団法人日本式ベビーマッサージ協会」は、オイルを使わないベビーマッサージを教えている団体として有名です。

日本式ベビーマッサージ協会式のマッサージの元となっているのは、江戸時代から日本に伝わる「小児あん摩」。
赤ちゃんを優しくなでたり、さすったりすることで心と体をリラックスさせるマッサージ方法です。

「オイルは使いたくないけどベビーマッサージには興味がある!」
というママはぜひ参考にしてみてくださいね。

ベビーマッサージで使うオイルの選び方

オイル
ベビーマッサージ用のオイルを選ぶときは、以下の3つのポイントに気をつけましょう。

無添加の植物性オイルを選ぶこと

対象年齢にあったものを選ぶこと

サラッとした使い心地のオイルを選ぶこと(拭き取りの手間を減らせるため)

まず、ベビーマッサージ用のオイルは「赤ちゃんの肌に優しく、かつ万が一舐めてしまっても問題ないもの」を選ぶことがポイントです。

ミネラルやビタミンを豊富に含み、酸化防止剤などが含まれていない「無添加の植物性オイル」を選びましょう。

代表的なオイルとしては、ホホバオイルやカレンデュラオイル、スイートアーモンドオイルなどがあげられます。

ただし、スイーツアーモンドオイルをナッツアレルギーのある赤ちゃんに使うと、アナフィラキシーショックなどのトラブルを起こす可能性があります。

赤ちゃんのアレルギーを把握したうえで、オイルを選んでみてください。

ベビーマッサージ用のオイルはドラッグストアのほか、コスメの通販サイトやベビーオイル専門店などで購入できます。

家庭にあるものも使える?

ベビーマッサージに使えそうなオイルがすでに家庭にあるのであれば、もちろん使用してもかまいません。

ただ、パッケージを開封してから3ヶ月以上経過している場合は、中身のオイルが酸化している可能性があります。
酸化したオイルは肌をいためやすいので、できるだけ赤ちゃんには使用しないようにしましょう。

正しい知識をもってマッサージしてあげよう

baby massage

最後に、ベビーマッサージを行うにあたって知っておきたい注意点について見てみましょう。

ベビーマッサージは赤ちゃんの様子を見ながら行う

ベビーマッサージは、赤ちゃんの気分や体調が落ち着いているときに行うのが基本です。

赤ちゃんの具合が悪そうなときはもちろんのこと、予防接種や授乳の直後、赤ちゃんがぐずっているときなどにマッサージを強いることは避けましょう。

関節をひねったり、肌を強く押したりしない

ベビーマッサージは大人に行うマッサージとは異なり、力強くツボを押したり、関節を伸ばしたりする行為は含まれません。

「マッサージだから」といって赤ちゃんの肌を強く刺激してしまうと、思わぬ事故につながるリスクもあります。

ベビーマッサージの基本はあくまでスキンシップです。
赤ちゃんの体をほぐすような施術がしたい場合は、医療機関のプロに任せるようにしましょう。

室温は25度以上に設定する

オイルを使ってベビーマッサージをする場合は、赤ちゃんを裸にする必要があります。

赤ちゃんが風邪をひかないように、室温は25度以上に設定するのがベター。
ママが「ちょっと暖かいかも?」と感じるほどの室温をキープしながら、マッサージを行いましょう。

ベビーマッサージをもっと学びたくなった時は

ベビーマッサージには上記のように、実践する前に知っておいたほうがよい注意点が多くあります。

もし正しいマッサージ方法がわからない場合は、やはりプロに学ぶのが一番の近道です。

ベビーマッサージは昨今ブームになっていることもあり、さまざまな団体が通信講座や通学講座を実施しています。
とくに通信講座は、日々の学習から資格の認定試験までのすべてを自宅で受けられる内容になっているものも多いので、仕事や子育てと両立させながら勉強したい人にもオススメです。

詳しい講座内容については以下の記事にまとめました。興味がある方はぜひご覧ください。

ベビーマッサージとは~やり方は?いつから始める?資格はある?仕事にできる?~

2016年5月31日
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まとめ

まとめ
ベビーマッサージでオイルを使うときの注意点などについてご紹介しました。

ベビーマッサージの知識は自分の子育てだけでなく、自宅でママサロンなどを開きたいときにも役立ちます。
ベビーマッサージの無料体験会を実施している教室も多いので、気分転換がてら赤ちゃんと一緒に参加してみるのもオススメです。

ベビーマッサージのノウハウも学べるほか、素敵なママ友達との出会いがあるかもしれませんよ。

ウーモアでは、ベビーマッサージに関する資格講座を掲載しています。
気になる方は以下より詳細情報をチェックしてみてくださいね。

参考サイト

一般社団法人 日本式ベビーマッサージ協会(2017年11月10日, https://www.nihonshikibebima.com)https://www.nihonshikibebima.com)
江戸川区子育て支援サイトHUGYUTTO(ハギュット)「ベビーマッサージオイルの選び方」(2017年11月10日, https://www.hugyutto.com/SpecialistVoiceClose.aspx?voice_no=114&AspxAutoDetectCookieSupport=1)

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