ゴルフって、女性が始めるにあたっては「何だかハードルが高そう・・・」と思いがちではありませんか?
しかし、「基礎をしっかりと押さえる。そのコツさえつかめば、上達してくのがゴルフ。ゴルフやってるぞ感に陥らないように、まずは基礎練習から!」
そう仰ったのは、東京は渋谷という一等地にスクールを持つ東京インドアゴルフ・社長の北本様。
前編にあたるこの記事では、北本様のスクール設立に至ったストーリーや、東京インドアゴルフのレッスン体制、特徴についてご紹介しましょう 。
後編では、
・生徒さんの生の声
・大人気インストラクター・EMIKO様へインタビュー
・北本様に聞く、ゴルフの真価
など、前編ではご紹介しきれなかったお話を掲載しています。
今やゴルフスクールの社長 しかし「ゴルフはやらない」と断っていた会社員時代
北本様とゴルフの出会いは何だったのでしょうか?
北本様:
僕、実は会社員時代はゴルフの誘いはどっちかっていうと「やらない」っていって断ってたんですよ。でも、社会的地位の高い方々とお会いしているうちに、「人生のステージを上げるのに必要なのは、ゴルフ・英語・不動産だ」と仰っしゃる方が凄く多いってことに気付いたんです。
―なるほど。それは一種の名言かもしれませんね。
北本様:
で、ゴルフやった方がいいのかな?と思っていた時にちょうど韓流ドラマにハマっていて、『冬のソナタ』の後に放送していた韓流ドラマもたまたま見ていたら、主人公が人生のステージを上げる時、まさにゴルフをやり始めるシーンがあって。それで僕もやろうと思ったんです。
でも、始めてみたら意外と手強い。
そこで、習った方がいいのかなと思ってスクールにも行ったんですけど、初心者なので、ゴルフの知識がないまま習うじゃないですか。そうなると結局、受講しててもよくわからないな・・・。講師によっていっていることも違う・・・。
ってなってしまって、混乱したんですよね。もっとこうだったらいいのに、と思うことがいくつも浮かんできたんです。
その後、どのように習ったらよいのかとかを自身で研究したり、ゴルフの基礎を学んだりして、その後の流れで、じゃあもう作っちゃえ!と思いまして(笑)。
(画像提供元:東京インドアゴルフ株式会社)
―そこでじゃあ自分が作っちゃおうという発想になるのがすごいですね。習う人目線のスクールを作りたい、そこに至ったきっかけは、ご自身の体験だったんですね。
北本様:
そうですね。自分がゴルフを習いに行って苦労した経験があるので、誰に習っても分かりやく、最短で上達できるスクールがあるといいなという思いが、設立のきっかけだったと思います。
設立当初は「ゴルフの不毛地帯」といわれていた渋谷
都内有数の人気スポットである渋谷にスクールを作ったことには、何か特別な思いがあったんですか?
北本様:
僕自身が渋谷に出てくることがたまたま多かったんです。馴染みがあったんですね。
あと、これは半分笑い話なんですけど(笑)、スクールを作るにあたって、場所はどこがいいのかなって色々と調べていたら、新宿、銀座、六本木あたりにはゴルフスクールがたくさんあるってことがわかった。
でも、渋谷には当時なかったんです。そんなことも踏まえつつ、奇跡的に渋谷に物件が見つかったので、一校目を設立しました。
そしたら色んなメディアから結構取材を受けて、そのなかのとある雑誌の完成原稿を見たら、びっくりしたんです。
「ゴルフの不毛地帯渋谷にスクール現る!」って書いてあって。
―へえー!渋谷ってゴルフの不毛地帯だったんですか?
北本様:
もともとゴルフ業界の人間じゃないので、たまたま知らなかったんですが、当時は渋谷はゴルフスクールの不毛地帯だっていわれてたらしくて(笑)。ショップもなければスクールもない場所だったんだ、と。
その後も結構メディアに出て、脚光を浴びることができたんですね。そしたら、「渋谷は狙い目だ!」と思ったのか、一気にゴルフスクールが増えました(笑)。
―では北本様が渋谷のゴルフスクールの開拓者ですね!
北本様:
「ああ、不毛地帯に作ってしまった~やっちゃったかなあ」という感じだったんですが、逆にそれで注目されまして。
―ドラマティックですね。
北本様:
うーん、だから渋谷でスタートして脚光を浴びたからこうなったと思うんですけど、もし他のスクールさんが先に渋谷に作ってたら、こうはならなかったな・・・と。多分激戦区になっちゃった後になるので、出さなかったかもなと思います。
業界初の3対1のセミプライベートレッスンが今や業界のスタンダードに
東京インドアゴルフのレッスンはセミプライベート式ということですが、セミプライベートレッスンとは・・・?
北本様:
セミプライベートレッスンは、一言でいうと生徒3人に講師1人で教える体制のレッスンのことで、要するにレッスンを3対1で行うんです。
なぜそういう体制にしたかというと、設立前に色んなゴルフスクールに体験レッスンに行って、リサーチをしていたんですね。
その時気付いたんですけど、当時のゴルフスクールって1対1か、あるいは6対1とか10対1とか、大人数対1でレッスンを行っているところが多かったんです。

しかも、10対1だと、インストラクターが自分のところに来てくれるまで結構待たされたりして・・・。その間自分で打ってるんですけど、一瞬だけワンポイントアドバイスをしに来て、そしたらもう通り過ぎていっちゃう。
その後もう一回来てくれる時もあるんですけど、結局その間にやっていることが、間違っていたりもするんですよね。
一方の1対1は、正式にはプライベートレッスンっていうんですけど、つきっきりで見てもらえる代わりに、料金が高い。
じゃあ、グループとプライベートの真ん中みたいなレッスン体制って出来ないのかな?と思って思いついたのが、3対1のセミプライベートレッスンだったんです。
―なるほど、そのアイディアが生まれるまでにも、またご自身の体験が関わってきているわけですね。
北本様:
そしたら、それが結構ヒット商品になったんです!セミプライベートレッスンは、始めた当初は当時ゴルフ業界には全くといっていいほどなかったんですけど、今ではセミプライベート式が結構業界のスタンダードになってきているんです。
―えーっ、またもや開拓的なことをしていらっしゃる!先見の明が凄いですね。
北本様:
もう業界を変えるぞ、っていう勢いで始めたので、結果的には結構影響を与えることは出来たと思うんですけど、うちが色々と差別化をはかったことが、逆に今、業界のスタンダードになってしまって、差別化がしにくくなってしまったという現状もあります・・・。
―それは複雑な心境ですね(苦笑)。でも、業界のスタンダードを革新した北本様のお力は素晴らしいです。生徒さん3人のなかには、初心者の方もいらっしゃれば熟練の方もいらっしゃるパターンもあるんですか?
北本様:
もちろんあります。初心者グループ、上級者グループ、という分け方ではないので、今日初めてやるという方もいらっしゃれば、すでに凄く上手な方も。
3ヶ月後にコースに出なきゃいけなくて急いでいる方もいらっしゃれば、キャリアアップなど将来に備えて取り組みたいということでゆっくり習得すればいい、という方もいらっしゃいます。
そうなると、すぐになんとかしなきゃいけない方と、ゆっくり取り組みたい方とで、レッスンのプランって変わってくるんですよね。なので、そこは各生徒さんのニーズに合わせて、インストラクターがレッスンプランを設計していきます。
(画像提供元:東京インドアゴルフ株式会社)
―ニーズ毎のレッスンプランをインストラクターの方がしっかり考えてくださるんですね。それは安心だと思います。
北本様:
そうですね。ヒアリングをしながら、スケジュールのプラン、レッスンのステップなども含めて、どういうふうにやっていきたいか?一緒に考えていきます。
また、生徒さんのレッスンプランやスキルの習得度などは全てカルテに記録しているので、インストラクター同士で情報の共有ができるんですね。
インストラクターも毎日出勤しているわけではないので、生徒さんがレッスンを受けたい日に、前に習ったインストラクターがいない場合もあります。でもカルテっていう共通認識になる情報があるので、たとえインストラクターが変わっても安心してレッスンを受けていただけます。
―お話を伺っていると、まさに習う人目線のレッスンを重要視されているんだなという感じがします。
北本様:
いわばオーダーメイド的な感じで、生徒さんに合わせて、その方にとってのスケジュール感やスウィングを意識して、レッスンを行うことを大切にしています。
―生徒さんに合わせてというのは体も心も、でしょうか?
北本様:
そうですね。やっぱりどうしても、心の相性っていうものはありますよね。理論派か?感覚派か?とか。なので、色々なインストラクターの元で習った結果、相性の合うインストラクターを毎回指名なさる方もいらっしゃいますよ。
あとは、体の柔軟性や筋力も人によって違うものですよね。そこを無視して、いわゆる「一般的」な教え方をしても、その通りに動けるとは限りません。
それよりも、その方自身がお持ちの柔軟性と筋力を以て、ゴルフが上達する方法を見つけていく方がいいんじゃないかな、と僕は思っています。
「めざせスウィング美人!」基礎が何よりも大事
東京インドアゴルフのレッスンでこれだけは他のスクールに負けていない、というポイントはどこですか?
北本様:
やっぱり基礎の練習を何よりも大事にしていることだと思います。
例えば、スウィングでいえばバーン!と大きく振るフルショットではなく、小さく振る、いわば地味~な小さいスウィングが本当は重要なんです。
ゴルフの習得を急いでいる方はまたちょっとスケジュール感が変わってくるんですが、じっくり習っていきたい方は、本当にゴルフの基礎となる、地味な小さいスウィングからちょっとずつやっていきます。
ゴルフには急がば回れ、の精神が凄く大切で、スウィングをまずはキレイにしていくことが、レッスンのコアポイントです。実際に、本当にスウィングがキレイになる方が本当に多いです。
(画像提供元:東京インドアゴルフ株式会社)
―公式サイトには、「めざせスウィング美人!」というキャッチコピーも載せていらっしゃいますものね。
北本様:
そうそう、その通りです(笑)!
結構ね、その基礎の部分を飛ばして、大きなスウィングからガンガン教えるスクールさんもあるんです。多分ですが、その方がなんとなく「やった感」、「ゴルフやってるぞ感」が出るからだと思うんですよ。
でも、それをすると「3ヶ月経ったけどまだ全然ボールに当たらない」っていうことになりやすいんですよね。あと、小さなスウィングでクラブがボールに「当たる」という感覚を身につけておいたほうが、大きいスウィングをするときにも当たりやすくなります。
地味かもしれませんが、小さなスウィングから、つまり基礎からキチンと身に付けていくことが本当に大事なことなんです。
―小さなスウィングからコツコツやっていくことで、結果として大きくても小さくても、キレイなスウィングもできるようになる、と。
北本様:
そうです。まさに「スウィング美人」になれるというわけです。スウィングがキレイになるのとゴルフが上手くなるのって相関性があるので、効率のよいスイングができると、やっぱり上達につながっていくんですよね。
―「スウィング美人」に近づく秘訣は、基礎から始まるということですね。
まとめ
女性にも人気の高いゴルフスクール、東京インドアゴルフの設立エピソードやスクールの特徴についてお話してきました。
後編では、どんな生徒さんが在籍しているのか?そして北本様が考えるゴルフの魅力や価値について、詳しくお話しましょう。こうご期待!
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