「お酒を飲むことやつくることが趣味」という方にピッタリなバーテンダーの資格は、実は意外と種類があります。
今回は、バーテンダーの資格を比較してご紹介します。
バーテンダーの資格取得をお考えの方は参考にしてくださいね。
目次
NBA 日本バーテンダー協会認定資格

昭和4年に設立された「一般社団法人 日本バーテンダー協会」は、バーテンダー技術の練磨だけではなく、能力や性質を鍛え育てる人格の陶冶を目的に設立されました。
バーテンダー 呼称技能認定試験
- バーテンダー 呼称技能認定試験 概要
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□ 受験資格:N.B.A.正会員の場合
満20歳以上のアルコール飲料を取り扱う飲食やサービス業に就いている人
正会員以外の場合(一般受験)
満20歳以上で飲食業でバーテンダーを職業としている人
※退職した人は、過去の職場の従事証明が必要です
□ 受験費用:N.B.A.会員5,400円(税記載なし)/非会員21,600円(税込)
□ 合格検定料:N.B.A.会員5,400円(税記載なし)/非会員10,800円(税込)
試験内容は「改訂 NBA新オフィシャル・カクテルブック」(柴田書店)から酒類問題を20問出題されます。
- インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験
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□ 受験資格:N.B.A.会員限定で協会在籍3年以上かつ実務経験7年以上の会員限定
満25歳以上の、バーテンダー呼称技能認定を取得後2年が経過した人
□ 受験費用:5,400円(税記載なし)
□ 合格検定料:16,200円(税記載なし)
試験は1次試験(学科)と2次試験(実技)のふたつがあります。
1次試験
出題は「改訂 NBA新オフィシャル・カクテルブック」(柴田書店)より。
酒類問題が15問、衛生参考問題より衛生問題が5問出題されます。
2次試験/実技試験
フルーツ・カッティングとステア、そしてシェークの基本技術の3部門
動画は協会ホームページ会員ページの「オフィシャルカクテルブック画像資料」にも掲載されています。
HBA 日本ホテルバーメンズ協会認定

一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会(HBA)は、昭和37年にホテルメンバーズギルドとして発足しました。
その後、日本全国のホテルバーメンを中核として、本格派バーの在り方とカクテルを中心にした飲料文化の発展や育成を行っています。
- HBAカクテルアドバイザー 概要
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□ 受験資格:一般の方(非会員)対象で試験当日に20歳以上の方
□ 受験費用:36,000円(税込)
□ 試験内容:実技試験はなく、認定試験は自宅で受験が可能です
- HBAビバレッジアドバイザー 概要
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□ 受験資格:会員・非会員共に対象で試験当日に20歳以上の方
□ 受験費用:会員25,000円(税表記なし) 非会員35,000円(税表記なし)
□ 試験内容:料飲の知識全般に関する筆記試験
JBA(ジャパンバーテンダースクール)で資格取得!
「バーテンダー」というと、レストランやバーで働いたり、通信講座などで学ぶイメージがあるかもしれませんが、実は養成スクールもあるのです。
JBAの特徴は?
JBAのバーテンダースクールでは、バーテンダーの基本となるシェーカーの振り方や、材料の計量方法だけではなく、バースプーンの使い方まで丁寧に指導を行います。
シンプルなカクテルや炭酸飲料の注ぎ方、使用する材料の保管などの基本を習得し、素晴らしいカクテルを作ることができるようになります。
他にもフルーツカットやフローズンカクテルなど、短期間でたくさんの技法も習得できます。
- 短期集中コース
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□ 受講料:短期集中コース89,000円(税別)
□ 授業時間:全36時間
- 個人授業コース
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□ 受講料:98,000円(税別)
□ 授業時間:全20時間
JBA認定資格の種類
JBA認定資格には、以下の2種類があります。
ジュニアバーテンダーライセンス(Junior Bartender LICENSE)
ジャパンバーテンダースクールを卒業後、ジュニアバーテンダーライセンス試験に申し込みをし合格をすると、ライセンスの登録・発行・取得を行うことができるようになります。
ライセンスを取得した人には、認定証・バッジが発行されます。
ジュニアバーテンダーライセンスを得るまでの流れを分かりやすく図解してみました。

- ジュニアバーテンダーライセンス 概要
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□ 受験資格:ジャパンバーテンダースクールを卒業している人
□ 受験料:受験費用¥10,000(税別)
試験では、バーテンダースクール教本から出題されるバーテンダーとしての基礎知識(全50問)が問われます。
試験内容は以下のとおりです。
バーテンダーとしての基礎知識(バーテンダースクール教本から出題・全50問)
ビルドの技法でのロングカクテル作成
シェークの技法でのショートカクテル
ステアの技法でのショートカクテル
氷の割り方(キューブアイス・ロック用丸氷、ロック用丸氷は5分以内
◆引用元:ジャパンバーテンダースクール「バーテンダーの資格について」
シニアバーテンダーライセンス(Senior Bartender LICENSE)
ジュニアバーテンダーライセンスを取得後、シニアバーテンダーライセンス試験に申し込みをし合格をすると、ライセンスの登録・発行・取得を行うことができるようになります。
ライセンスを取得した人には、認定証・バッジが発行されます。
シニアバーテンダーライセンスについても、取得までの流れを図解してみました。

- シニアバーテンダーライセンス 概要
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□ 受験資格:ジュニアバーテンダーライセンスを取得している人
□ 受験料:ジュニアバーテンダーライセンスと同様
□ 合格基準:ジュニアバーテンダーライセンスと同様
シニアバーテンダーライセンスの試験では、バーテンダースクール教本から出題されるバーテンダーとしての深い知識(全50問)が問われます。
試験内容は以下のとおりです。
バーテンダーとしての深い知識(バーテンダースクール教本から出題・全50問)
ビルドの技法でのロングカクテルとシェークの技法でのショートカクテルの同時作成
ステアの技法でのショートカクテルとシェークの技法でのロングカクテルの同時作成
氷の割り方(キューブアイス・ロック用丸氷、ロック用丸氷は3分以内)
フルーツカット(3種類のフルーツの盛り合わせ作成)
◆引用元:ジャパンバーテンダースクール「バーテンダーの資格について」
不合格の場合は再試験を¥5,000(税別)で受験可能です。
まとめ
たくさんあるバーテンダーの資格の中から、おすすめの資格をご紹介しました。
学べることや学び方はスクールによって異なりますので、費用だけではなく「どんなことを学びたいか」を考えて、自分に合ったスクールを探してみてくださいね。
「食」に関することが大好きなあなたに向けて、以下の記事ではオススメの「食」関連の資格をまとめました。興味がある資格がありましたら、ぜひそちらも読んでみてくださいね。
飲食業界で働いていて、スキルアップに繋がる資格を取りたい方や、専門的な知識をつけることで趣味をもっとエンジョイしたい方や、はこちらの記事もご覧ください。
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参考サイト
一般社団法人 日本バーテンダー協会(2018年2月6日,http://www.bartender.or.jp/)
HBA 一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会 (2018年2月6日,https://www.hotel-barmen-hba.or.jp/)
ジャパンバーテンダースクール(2018年2月6日,http://www.jfb-businessacademy.com/)