過去問の活用・午後対策が合格のカギ!?基本情報技術者に受かる勉強法

基本情報技術者 勉強法 

受験者数が毎年10万人にものぼるほどIT業界で人気を集めている資格が「基本情報技術者」です。

基本情報技術者を取得すると、情報技術全般に関わる基礎知識や技能をもっていることが証明されます。
具体的には、プログラムの設計や開発、単体テストといったスキルです。

エンジニア向けの基礎資格として位置づけられており、取得した後は仕事の幅が広がる可能性もあります。

マネジメントや経営戦略、財務会計といった問題もあることから、ビジネスマンとしてのスキルアップに役立ったり、一定以上のITスキルを持つ人材として 就職・転職活動の際にアピールになったりするケースも考えられます。

そのため、基本情報技術者は、情報エンジニア以外の方にもオススメの資格です。

そんな基本情報技術者試験の勉強法や、オススメの参考書などを徹底解剖していきます。

まずは公式サイトから過去問をチェック!

基本情報技術者 過去問

実は、基本情報技術者の試験は過去問からの出題、類題が多いといわれています。

過去問は、資格の主催元である「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」の公式サイトから参照できます。
平成21年度の春期・秋期から平成30年度の春期(2018年4月15日実施)まで公開中です。

公式サイトの過去問はこちらから
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「過去問題」

掲載内容は、実際に出題された問題、回答、そして採点講評です。
採点講評は「午後問題」を解説したものとなっています。

IPAの公式サイトに掲載されている過去問は、すべて無料でダウンロードできますので、最大限に駆使しましょう。

過去問から出題の傾向を把握することが合格への近道です。

基本情報技術者試験の難易度(合格率)

基本情報技術者 難易度 合格率

平成21年度春期から平成30年度春期(秋期のデータは非公開)の統計によれば、基本情報技術者の合格率はおよそ25%です。
決して高いとはいえない合格率ですね。

基本情報技術者と同じ団体が主催する資格である「ITパスポート」は、一般ユーザー向けのIT系資格です。
合格率は、基本情報技術者より約2倍高い、48.4%(平成30年度3月)です。

対する基本情報技術者は、エンジニア向けの資格です。
ITパスポートよりも専門的な知識や技能が求められるため、ITパスポートに比べ難易度は高いといえるでしょう。

ITパスポートの資格取得にも興味がある方はこちらの記事もチェックしてみてください。

ITパスポート試験を徹底分析!難易度・合格率・勉強方法まとめ

2018.05.24

基本情報技術者の試験に受かる!勉強のコツは?

基本情報技術者 勉強のコツ

基本情報技術者の試験は、「午前の部」と「午後の部」に分かれています。
午前は四肢択一の多肢選択式。
午後は多肢選択式で出題されます。

合格に近づくには、半年程度は腰を据えて学習するのがオススメです。

勉強のコツは参考書・問題集でアウトプット・過去問の3つ!

具体的な勉強方法として、3つのポイントをご紹介しましょう。

参考書を使って基礎知識をインプット

購入した参考書を読み込んで、動作原理といった仕組みの知識や用語をインプットしましょう。
単に覚えるだけではなく、内容を理解することが重要です。

とくに午前の部の学習範囲は広いとされています。

「計算・事例問題」という出題もありますので、「基本公式」を覚えることも大切です。

問題集を解いてアウトプット

テーマ別にテキストの内容をインプットしたら、問題集を解いて習熟度を確認しましょう。
間違えた問題や、学習がまだ終わっていないテーマは、再度インプットして知識を頭に叩き込みます。

こと計算や事例問題に関しては、アウトプットによる練習が大切です。
実際に計算問題を解いてみて、基礎となる計算パターンを身につけておくことからスタートしてみてください。

その後、単位変換の計算や、速算などの応用的なアウトプットに挑戦しましょう。

過去問を活用

過去問を活用するメリットは、問題の傾向を把握できること、多種多様な出題パターンに触れられること、そして「本番慣れ」ができることです。

基本情報技術者の試験では、過去問からの流用が見られる問題もあるとのこと。
ばっちり習得した問題が出てきたらラッキーですね。

前述したように、過去問題はIPAの公式サイトから無料でダウンロードできます。
ぜひ有効活用して、問題や出題パターンを分析し、対策を立てましょう。

難関「午後の部」は「必須問題」を押さえることが不可欠!

基本情報技術者 午後 

基本情報技術者の試験に合格するには、午後の部の対策がキモです。

というのも、午前の部よりも午後の部の方で苦戦する人が多く、午後でつまずいてしまった方も多くいるからです。

午後の部を突破するには、まず午前の部に対応できる知識を身につけましょう。
ここで習得した知識が、午後の部を攻略するカギとなってきます。

長文問題の読解力、出題パターン、応用的な計算問題を解くのに役立つことでしょう。

また、午後の部の「必須問題」である「データ構造とアルゴリズム」は押さえておきましょう。
アルゴリズムの知識は、「選択問題」かつ配点が高い擬似言語やプログラム言語を攻略するのにも必要です。

アルゴリズムを理解するには、さまざまなプログラムに触れ、問題集や過去問などアウトプットできるツールを使って、問題に慣れましょう。

順番としては、午前の部に対応できる知識を習得してから、必須問題を勉強していくのが望ましいと考えられます。

ほかのテーマの問題も、とにかくたくさん解くことが合格の秘訣です。

「難関」といわれる午後の部でも、問題集や過去問を最大限活用して、アウトプットすることを意識してみてくださいね。

午後対策に集中したい!そんな方は「午前試験免除制度」の利用がオススメ

そのほかに考えられる午後対策として、「午前試験免除制度」を活用する手があります。

「午前試験免除制度」とは、IPAが主催する認定講座を受講し、修了試験に合格すると、午前の部の試験が1年間免除となる制度です。

講座の認定を受けるには、講座のカリキュラムが認定要件を満たす必要があります。
なお、講座の認定期間は2年間です。

免除制度の大きなメリットはなんといっても、修了試験に合格したあとの時間を午後の部の勉強にあてられる点です。
午後対策に集中したい方には、うってつけの制度でしょう。

午後の部の出題ジャンルは、さきほど書いたアルゴリズムなどの必須問題と選択問題に分かれています。

免除制度によってできた時間を使って、必須問題の勉強をしつつ、選択問題の中から狙った分野を集中的に攻める学習をすれば、効率のよい学習計画が立てられるでしょう。

認定講座に関する詳しい情報は、こちらをご覧ください。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「基本情報技術者試験(FE)の午前試験免除制度のご案内」

基本情報技術者試験 オススメの参考書3選

基本情報技術者 参考書

IPAの公式サイトに載っているシラバスや過去問に加えて、書籍も使いながら勉強したい、合格に近づきたい方もいることでしょう。

そんな方たちのために、オススメの参考書を3つピックアップしました。

過去問題集といえばコレ!『基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)』

15回分の演習が収録されており、最新の過去問(過去4回分)も掲載されている過去問題集です。
解答ごとにくわしい解説もついているため、解答を間違えたときはつまずいた理由を確認できる点もポイント。

午前の部と午後の部で、解説内容や構成も分かれているのも特徴です。

午前の部のページは「見開き構成」となっているので、ひと目で「解く」「解説を読む」「正解チェック」ができる構成になっています。
午後の部の問題には1問ずつ丁寧な解説が載っており、本番さながらの答案用紙まで用意されています。

頻出する公式を掲載した「重要公式集」までついてくるので、暗記などに役立てられるでしょう。

2018年6月5日現在、秋期の試験に向けて秋期版が発売されています。

基礎知識のインプットに最適!『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者』

コンピュータープログラマー出身のきたみりゅうじさんによる参考書です。

「目で見てわかるから理解できる」をモットーに、すべての解説が分かりやすく、ポップなイラストベースになっている点が最大の特徴。

試験で問われるプログラミングの仕組み、用語、そして計算に慣れることを目的に構成された内容となっています。

IT関連の書籍で一定の評価がある金子則彦さんが抜粋した過去問、練習問題、解説も収録されています。

楽しく勉強したい方や、基本情報技術者の勉強にはじめて取り組む方にオススメの1冊です。

以下に紹介しているのは、平成30年度に対応した最新版です。

午後対策に集中したい方必見!『基本情報技術者 午後試験対策 (午後問題対策シリーズ)』

こちらの参考書は、午後対策に特化した1冊です。

午後の部を攻略するのに押さえておきたいポイントや、合格のためのテクニック、習熟度を測れるミニテストが載っています。

選択問題の章では、テーマ別に細かい解説が設けられています。
必須問題に関しても丁寧な解説がされており、演習問題が多数収録されている点も魅力です。

合格の要ともいえるアルゴリズムに関しては、「階段を一段一段上がるような感覚で理解できる」ように5章にも渡ってページが割かれているため、じっくり学習できるでしょう。

午後の部の対策を重点的に行いたい方はチェックしてみてくださいね。

こちらの参考書は2018年度版です。

まとめ

基本情報技術者 まとめ

午前の部、午後の部と問題の特色は違いますが、過去問や問題集の活用はどちらの部にも不可欠の勉強方法です。

また、IPAの公式サイトから無料で過去問がダウンロードできたり、「午前試験免除制度」があったりと、勉強をサポートしてくれるようなうれしい仕組みもあります。

使えるツールや仕組みは、積極的に取り入れてみましょう。

エンジニアとしての基礎知識や技能を身に着けたい方や、IT業界で活躍したい方にピッタリの基本情報技術者。

ITスキルの向上を通じてビジネススキルを底上げしたい方にもオススメの資格なので、気になる方は受験してみてはいかがでしょうか。

「独学に自信がない……」という方は、通信講座を使って勉強するのもひとつの手です。
ウーモアでは、「基本情報技術者」の講座を掲載しています。
講座内容が気になる方や、とりあえず中身を知りたいという方は、ウーモア編集部までお気軽にお問い合わせくださいませ。
【無料】で資料をご送付いたします♪

参考


『2019年版資格取り方選び方全ガイド』(2019年,高橋書店,高橋書店編集部)
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「過去問題」(2018年6月5日,https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_mondai.html)
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験:統計情報」(2018年6月5日,https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/_index_toukei.html)
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「情報処理技術者試験:午前試験免除 基本情報技術者試験(FE)」(2018年6月5日,https://www.jitec.ipa.go.jp/1_80tokurei/_index_tokurei.html)
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「応募者・受験者・合格者の累計」(2018年6月5日,https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/oubosya_ruikei.pdf)
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構「情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験  推移表(平成21年度春期以降)」(2018年6月5日,https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/suii_hyo.pdf)
資格の学校TAC[タック]「基本情報技術者 本試験分析と対策法」(2018年6月5日,https://www.tac-school.co.jp/file/tac/tacchannel/pdf/1187a.pdf)

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